とらドラ3!
- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 文庫
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言っても仕方の無い前書き
そろそろ作者のタケミヤングはたらこスパの摂取量を控えた方が良いと愚考するものでありますが皆様いかがお思いでしょうか。唐揚げも確かに美味しいですがやはりコレステロール値とかが気になります。これ以上おなか周りにたっぷり乗っている「夢」とやらを増やさなくても良いんですよ? 現状維持でも十分足りてますんで。
と、作者に対して微妙にこき下ろしているのか心配しているのか分からない発言をした所で「とらドラ!」3巻の感想です。
今回もインコちゃんは災難です。いきなり本編でインコちゃんの話から入るのは定例行事になるんでしょうか。たまらなく良いです。ああ、インコちゃん。どうせならインコちゃんを主役にすれば良いのに・・・!(無理)。ちょっと引用。
「大丈夫、特に怪我はしていないようだけど……しかし……つくづくブサイクだねえ、このインコ……どこで買ったの? こういうの、よく売ってたよね? ……インコ、なんだよね?」
獣医のくせにインコちゃんの魅力に気がつかんとは愚か者め! 最高にブサイクでデロデロ、ぶくぶくなのがインコちゃんの魅力だ!
まあとにかく
本編ですが、前巻の引きのおかげで「何故か」キレまくっている逢坂大河が雷雲を頭の上に乗っけた状態で登場です。まあその雷雲はある程度の所で去ってくれるのですが・・・。
さて。おっぱいです。
幻聴とか幻覚じゃありません。とにかくおっぱいです。
とらドラ!は「かのこん」ではないのでおっぱいの三段活用とかの話じゃありませんが、今回は間違いなくおっぱいメインです。なんと言ってもプールですから。オードブルがスク水、メインディッシュはおっぱい、デザートは・・・まあ本編で。
という訳で
おっぱいなのですが、マイナス(大河的に)おっぱいをいかにしてプラスおっぱいにするか!? おっぱいを育んでいる時間はない! ならどうするか!? そして震える大河を助けるべく、我らが高須竜二が立ち上がった・・・! 手強い相手に逢坂大河と高須竜二はいかにして挑むのか!? そして真の勝利者はだれだ!? という話でしょうか?
つまりはおっぱいに始まりおっぱいに終わると、そういう事です。そう、おっぱいはいつだって少年の夢だものね? お尻もいいけどおっぱいもね? みたいな感じで進みます。はい、全然分かりませんかそうですか。
まあ
川嶋亜美に対して、あるいは自分を観察する野郎共に対してのプライドやら見栄やらが渾然一体となって大河の脳みそはグルグル、ぐつぐつな訳ですが、まあそんなもんかも知れません。この辺の微妙な心理やら異常なまでのこだわりやらは女性作家ならではかも知れませんね。竹宮ゆゆこ・・・女性、なんだよね?
だんだんと繋がりの濃くなる大河と竜二がイイ感じですが、単純な恋愛ものに陥らない所が「とらドラ!」の魅力でもあります。一部地域では「だらだらになる前に終わってくれた方がいい」なんて声も聞こえますけど、どうなんでしょう? 一度徹底的にたけゆゆにおっぱい弾だとかおしり弾だとかのラブコメ砲を撃ってもらうってのもある種ありかな? なんて個人的には思ったりもしますけど。
結果
問答無用に大好きなので星5つです。ああ、4巻はまだかな? 最後に今回も恋ケ窪ゆり(29)の登場箇所を引用して終わります。
察せよ……察せよ!
恋ケ窪先生、ちょっと友達付き合い考えようよ・・・。