ROOM NO.1301(3) 同居人はロマンティック?

ROOM NO.1301〈3〉同居人はロマンティック? (富士見ミステリー文庫)

ROOM NO.1301〈3〉同居人はロマンティック? (富士見ミステリー文庫)

正直このシリーズのこの辺の巻なんて感想書かれまくっているだろうし、今さら感想を書いてWebで公開する事にそれ程意味があるとは思えませんが、書かずにおれません。

ついに来た!

一時期、この作品に登場する「ある人物」がラノベ界の「3大ツンデレ」に数えられた事があるかと思いますが、それはこの3巻によるところが大きいです。戦術核級のどでかい奴が来ます。
そもそも、他の「ツンデレ」と呼ばれるキャラクターと比較した場合、この「ある人物」のそれは一瞬です。本当に一瞬です。なのにその爆発力を持ってして、ラノベ界に永遠にその名を刻んだと言えるでしょう。
その「ツン」→「デレ」に至る瞬間のその凄まじい程の生々しさと言ったらあなた、息苦しくなる程の代物ですよ。実際本編のその他の部分が霞む程の衝撃です。こういっては何ですが、これで「ROOM NO.1301」は「まだ」3巻なのですが、彼女の爆発力はたった3巻のタメで発射できるような極太レーザーじゃありません。十数年に渡る彼女の人生全部でもって炸裂させたと言える代物です。
ゼロのルイズが「クイーン・オブ・ツンデレ」なら、さしづめ彼女は「超新星ツンデレ」。後には何も残らない程の強烈な爆発をしてくれます。他に類を見ない貴重な星ですね。

他に言える事はあるけど省略!

星5つ。
でかいのが来るぞー!! 総員、対ショック、対閃光防御!
とにかく彼女の生き様をその目で確かめるしか無いでしょう。おすすめです。