れでぃ×ばと!
れでぃ×ばと! (電撃文庫) | |
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ストーリー
外見だけだと全力で「ヤンキー」を主張している金髪少年・日野秋晴(ひのあきはる)が編入したのは、超お嬢様が集う冗談のような上流階級学校「白麗陵学院」そこの従者育成科・・・つまり立派な執事&メイドを育成するための学科だった。
入学いきなりから学校自体のトンデモっぷりに振り回される秋晴だったが、それに加えて昔、秋晴の天敵だった少女が現れたり、いきなり不審者扱いされて色々あった挙げ句おっぱい揉んだり、ドジメイドに酷い目に遭わされたりと・・・なんか不幸が立て続けにやってくるような話? でいいのか?
いきなりのおっぱい
鷲掴みですね。まあ今時ラノベでおっぱいタッチくらいはそこら中である訳ですが(いいなあ・・・)、このおっぱいはスゴいですね。
「五本の指が食い込める肉量もスゴいですし、食い込んだ上でもおっぱいとしての見事な形を失っていない」
おっぱいスキーはこのイラストの一コマのためだけにこの本を購入しても良いんではないのか!? とまで一瞬思いました。しかも揉まれている方がちょっと・・・苦悶の表情を浮かべている事もあるので、あー、エロいねこれ。
・・・ここまで書いて、おっぱい以外の作品要素に触れていない事に気がつきました。
恐るべき二面性を誇る性悪幼なじみ&金髪巨乳ドリルタカピーお嬢様
秋晴に対しての性悪幼なじみとして登場する彩京朋美(さいきょうともみ)の二面性は読んでいて楽しいものがありますが、個人的にはもっと邪悪な感じにしちゃってもよかったかな〜、なんて思ったりしました。
そして、そのライバルとして君臨する金髪巨乳ドリルのセルニア=伊織=フレイムハート(・・・どんな名前だそれ)の方がキャラとしては見ていて楽しいですかね。突撃高慢ちきお嬢様、今日も金髪ドリルで敵を殲滅だ! というストレートな楽しみ方が出来ますか。
まあもちろん
他にも
- 「本当に理事長か」
- 「視線で人を殺した事がありますか」
- 「いくら何でもドジ過ぎ&エロ過ぎじゃないかメイド」
- 「エセ関西風にも程がある」
- 「実は女と違うかお前」
- 「素晴らしきナルシストの変態」
などなどキワモノキャラがこれでもかっ! と登場します。その変態さ加減や、キワモノ加減、そしてそれらが組合わさる事によって発生する化学反応を楽しむ学園(ラブ?)コメディーとして楽しむ作品でしょうね。
個人的には
うーん、星3つかな。
まあ楽しかったけど、主人公の常に受け身姿勢にイライラしちゃう事も多かったしな〜。うん、2巻に期待したいね。
イラストは、口絵のカラーの感じが「それなんてギャルゲ?」って感じです。ちなみにちゃんと服を着ているのに乳首の盛り上がりを書く傾向のある絵師ですね。うーん、口絵は好きじゃなかったな。1巻って事もあってかキャラ紹介の絵に終始した感じもあったし、イラストの評価は低いです。