アスラクライン（５）洛高アンダーワールド

アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)

どどどどどどっっっどうしようドクロちゃん！（錯乱の理由については今日の雑記を参照して下さい）

落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…
『素数』は１と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……
わたしに勇気を与えてくれる。

逆に考えるんだ。“見られちゃってもいいさ”と考えるんだ

などと自分を励ましつつ更新する！

ストーリー

色々な騒ぎとなったラストを引きづりつつも夏目智春（なつめともはる）の日常は特に大きな変化無く、高校に通い続けていた。その普通っぷりを象徴するかのように、今回のお話は美化委員会とプール掃除というスタートです！
今回は学校内での第二生徒会（真日和の所属する所）による奇妙な陰謀の匂いがする中、小動物系の女の子・沙原ひかり（さはらひかり）と一緒にプール掃除なのだが・・・なぜか気がついたら地底の迷宮をさまよう展開に！？　今度は地底探索だ！　といった感じの５巻です。

また出た！

ニューヒロインですね。沙原ひかりちゃんは表紙イラストでその太ももを惜しげも無く出している女の子で、意外な程普通の女の子です。まあ当然普通の女の子は大原杏で足りているので、ヒミツ持ちなんですが・・・まあ彼女がどうと言うより、その背後で暗躍する第二生徒会の会長・倉澤六夏（くらさわりつか）の陰謀があれこれと、と行った感じです。

古代遺跡って

キーワードに私が弱い事もあって、序盤から結構な勢いで話に引き込まれてしまいました。しかもその古代遺跡の先に潜んでいた秘密というのがまた・・・ちょっとホラーな匂いのする描写なども一部あったりして（これがまた個人的に好きなんだな！）たまらないです。このへんの展開は実に期待させてくれましたね。
そして、ここに来てついに「一回目の世界」の秘密の一端が明かされる事になります。さて・・・今回垣間見えた秘密が今後一体どういった影響を今の「二回目の世界」に影響を与えてくるのか、そして智春の兄・夏目直貴は今一体何を、何のためにやっているのか？　その辺りの興味が湧いてくる５巻ですね。

しかし

自信があるのか、それともこういったスピードの展開が一番あっているのか、本当に秘密をオープンにして行くスピードがゆっくりですね。まあ、こうなったらこのペースのまま付き合いましょうかね。
今回は好みに合っていた事もあって星４つつけます。色々見所満載でしたけど、図書館でブルブル震えているはめになったアニアはご愁傷様でした・・・。

感想リンク

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