サイン会とかには行きません

あちこちで

ラノベ作家の方によるサイン会などが開かれているのは知っていますが、私は行った事がありません。今後もおそらく行く気にならないでしょうし、意識的に行かないようにもするでしょう。これには2つの理由があります。

1、作者本人に興味が無い

一番大きな理由がコレです。私は作者が作り出すコンテンツには興味が多いにありますが、作者本人には特に興味がありません。
確かに桜庭一樹作品とかは大好きですが、本人には興味がないです。そうですねえ・・・「こんな人かもしれない」って妄想しているくらいが丁度良いって感じでしょうか。
お陰で私の脳内桜庭一樹(!?)さんは武田日向氏の手によるイメージで現在固定されておりまして、ヴィクトリカがパイプを口にくわえて執筆活動をしているような感じです。アシスタントとかがいるとしたらその人は久城一弥の外見をしているに違いありません。
ちなみに私の脳内高殿円(!?)さんはついつい誘惑に負けてオフィシャルブログを覗いてしまったお陰で「ふっさりしている何か」になってしまいました・・・。それまでは銃姫のエルウィングだったんですが(アンブローシアじゃないのかよ!? というツッコミは無しの方向で)。
という訳で今後も妄想します・・・え? 男性作家は妄想しないのかって? なーに、男性作家なんて実在を信じませんよ! みんな自動筆記プログラムの仕業に決まってるじゃないか〜ははははは。

2、会わない方がいい

ブログをやり始めてから意識するようになりました。
その辺りの一番大きな理由としては、私が酷評する人だからです。
以前もどこかで書いた事があるような気がしますが、もしまかり間違って作者の人と知り合いになるような幸運に恵まれてしまったら、きっとその人がどんだけ駄作を書いたとしても褒めてしまうに違いありません。私は近しい人に死ぬ程甘いのです。
そうすると・・・酷評される人(もう既にされちゃった人がいます)にとってフェアじゃないですよね? ・・・まあ感想を読んでいる分には分からないでしょうが、私は分かります。ウソをついたり、褒めるべきでないのに褒めたという事を私が知っています。
という訳で会いません。そんな自分がアンフェアになる事を分かっていてそんな事は出来ません。もちろんコレは私が流されやすい性格をしているからであって、他の人に等しく当てはまる訳ではないので念のため。

実は出版サイドから直接本を送りましょうかと言われた事が・・・まあ、ありましたが・・・謹んで辞退させて頂いてます。これもアレです。やっぱりフェアになれないからです。しかしですね、正直もの凄いジレンマに陥りました。

「欲しい!」
「でももらったらアカンやろ!」
「でも超欲しい!」
「いやいやもらったらおまえ、もう正直に感想書けんよ?」
「で、でもでもさ! こんな機会そうないよ!?」
「バカだな! だから余計にだろ!? もらったが最後あとは転がり堕ちるように・・・」

正直断りながら私が血の涙を流していた事は言うまでもありません。腸も切れたかも知れません。どの位の血の涙かと言うと、

「私、お兄ちゃんとなら、いいよ・・・?」

って妹に裸Yシャツ姿で言われたのを断るような気分です。ひょっとしたらその時少し死んだかも知れません。嬉しいからこその激しい苦悩・・・ああ、僕は根性無しですか神さま!

というわけで

作家の皆様を肉眼で確認する事だけは避けて行く所存であります。でも、この感想ブログ締めたら一度行ってみますかね、サイン会とか。