2007年上半期ラノサイ杯で思った事を幾つか

2007年上半期ラノサイ杯結果ページ(新人・新作部門)

平和さんより先にこんな事書いていいのかな?

ちなみに「新人・新作部門」だけね。とりあえず上位陣だけ見てみる。

エロゲ強い
  • 1〜5位までの間にエロゲ出身の人が二人もいる(田中ロミオ奈須きのこ)。エロゲ強し。そんなにいいのかエロゲ。妙に興味が出てきた私。
時期の問題か
  • 半年に一度という事もあってか、年の前半に出版された本はちょっと不利な感じがする。しかしそうはいいつつも2位の「ミミズクと夜の王
重複について
  • 1、2、3位の投票者がどの位重複しているか見ると、1位(「人類は衰退しました」)に投票している人は同時に3位(「声で魅せてよベイビー」)に投票しているケースが多いみたいだけど、2位(「ミミズクと夜の王」)にはあまり同時に投票していないみたい。作風/読者層の違いがそのまま出たか。
  • 4位の「冬の巨人」に投票し、かつ5位の「DDD」に投票した人が「記憶の紙片」さんしかいない。これも作風/読者層の違いが出たか。
  • ちなみに「記憶の紙片」さんは3位「声で魅せてよベイビー」以外は1、2、4、5と投票してる。一個だけ外したか〜と思ってページを見ると、新人部門には4票しか投票していない事が分かった。投票分が全て1〜5位に入るという的中率。LOTO6なら3億位あたりそうな勢い。
出版社は?
  • なんだかんだ言いつつも1位が「ガガガ文庫」から出ているという事実。電撃は出版数から考えると少ない1冊。
  • 出版数が少なくて地味なのに堂々の4位ランクインを果たした徳間デュアル文庫
  • 有名シリーズは結構あるはずなのに新人部門の上位にはいないMF文庫。ちょいみたらシリーズ部門の上位にもいない。なんでだ。
  • 出版数の割には上位にほとんどいないぞGA文庫HJ文庫。なんでだ。
  • そういえば富士見とスニーカーも上の方にあまり見ないぞ。運が悪いのか、はたまた新シリーズ/新人作家の発掘に積極的でないのか。

おまけ

  • 想像以上に中村九郎の評価が高い事に驚き。ラノベ読みの脳みそが着々と汚染(?)されている事が伺える。

さらに目立たないタイミングでおまけ

「声で魅せてよベイビー」にこんなに人気があると思わなかった訳ですが、一定以上の筆力がある/キャラクターの造形がなかなか良かったと同時に「モテない理系オタク男子の夢」がこの作品にあったからかな〜。なんて・・・思ったり・・・。