BIOSHOCKに登場する敵キャラクターたち

純粋敵キャラクター

Thug Splicer

真っ先に出会うことになるでしょう。鉄パイプなどで武装したラプチャーの住人です。
ちなみに「Thug」は「殺し屋」とか「ごろつき」という意味で、「Splice」は「つなぐ」とか「結合」とかという意味ですか。なのでなんとなく意訳すると「ごろつき遺伝子のつぎはぎ人間」とかになりますかねえ。
いわゆる雑魚キャラでして、序盤から登場しますが対処法さえ間違わなければノーダメージで簡単に倒すことが出来ます。後半に登場するものは帯電している奴もいますので、どう倒すかを考えなければなりませんが、まあその頃は自分も強くなっていると思いますのでそれ程困る存在でもないでしょう。

Leadhead Splicer

銃やマシンガンをぶっ放してくるはた迷惑なSplicer。
「Leadhead」という言葉は辞書では出て来なかったんですが「Lead」には「弾丸」とか「鉛」という意味があるようですから「銃キチガイ」とかって意訳で概ね間違いないような気がしますね。
序盤はそうでもないものの、後半になればなるほど耐久力が上がり、しかも接近してこないままチョコチョコ動き回って銃撃してくるという「ウザイ敵」になります。とにかくさっさと動きを止めて(方法は後述)、身動き出来ないうちにトドメを刺すのがベストです。

Nitro Splicer

火炎瓶で武装したSplicerですね。画面外(例えば上の方から)突然攻撃してきたりするので面倒な奴です。
「Nitro」はまあ、ニトログリセリンのニトロですかね。ですから「爆弾魔」で良いんじゃないかと。
こいつもあまりプレイヤーに接近することなく遠い間合いから火炎瓶攻撃を繰り返しますし、火炎瓶の攻撃力も結構高いので侮れない・・・というかやっぱり「ウザイ敵」ですね。対処法はLeadhead Splicerと基本的に同じです。

Spider Splicer

かなり気色悪い行動を取るのですが、独り言も激しいので初登場後はそれほどビックリしないというなんとも変なキャラクター。
名前の通り「蜘蛛人間」とかで概ね間違いないかなあ。糸は出しませんけどね。
基本は天井を這いずり回って獲物を探しているという感じなのですが、プレイヤーをみつけると天井から急降下していきなり襲いかかるという行動に出ます。また、自分がピンチに陥るとまた天井に戻って、手に持った鎌を投げつけて攻撃してくるという行動に出ます。適当に銃撃して地面にたたき落とした後は上記のSplicer共と同じ対処法で行けます。個人的には燃やしてやるのが好き。

Houdini Splicer

「Houdini」は辞書で調べても出てきませんでしたが、何なんですかね?
なんだか良く分かりませんが、画面エフェクトだけ見ると爆発ー爆縮を繰り返して移動し(吸血鬼が霧に変化して、移動してからまた人の姿に戻るのを想像して下さい)、遠距離から火をぶつけたり冷気をぶつけてきたりする敵です。
まあ画面から消えている最中は攻撃があたりませんので人間の姿になっている所をピンポイントで狙う必要がありますが、やはりこいつも基本対処法は他のSplicerと一緒です。

条件付き敵キャラクター

Big Daddy

まさしくこのゲームの「看板親父」と言っていいでしょう。
巨大な潜水服に身を包んだロボの様な外見ですが、銃やドリルで武装しており、(図体が)でかい、(足音が)うるさい、(喧嘩が)強い、と三拍子そろった地震雷火事親父の「親父」に相応しいダディです
こいつの目玉*1の光が王蟲の攻撃色*2になったらヤバイ」と覚えておいて下さい。普段は黄色です。
ちなみにラプチャー内に登場する敵キャラとしては唯一プレイヤーを無視する——つまり向こうからこちらをいきなり襲うことはない——敵キャラクターです。このダディは基本的にLittle Sisterと呼ばれる非戦闘キャラと行動を共にし、Little Sisterを守ることを至上命題にしています。ですので、Little Sisterに不用意に近づきすぎたりするとうなり声をあげて威嚇してきます。それでも手を出さない限りは安全です。
しかし、一度手を出したが最後・・・相手がくたばるまで戦闘を諦めてくれません。執拗に追いかけ、執拗に攻撃し、完膚なきまでに叩きのめしてくれます。Little Sisterからすればまさしく「頼れるお父さん」ですね。
遠目から見ているとBig DaddyとLittle Sisterのやり取りは結構微笑ましいものがあります。見慣れると愛嬌もありますね・・・でも敵。
Little Sisterをナニしちゃったあとは一人でLittle Sisterの姿を求めてラプチャー内を徘徊するキャラに成り果ててしまうのですが、その姿に妙な哀愁を感じちゃったりします。世の中のお父さんんは娘を嫁に出した後、こんな感じになるのね(違う)。

Little Sister

上に出てきたBig Daddyと常に行動を共にする幼い少女です。
戦闘力は一切持ちませんが、ゲームの舞台となるラプチャーで最高の貴重品である「ADAM」を体内で生成出来る能力を持っている少女です。Big Daddyに話しかけたり、独り言(比較的マトモな)をつぶやいてみたり、人間味のある動きをしたりとか・・・このゲーム内の良心と言えるような少女なんですけど、行動は結構コワいです。
Little Sisterはラプチャー内に規定の数だけ存在しており、ラプチャーの中をBig Daddyの護衛付きで徘徊して死体を探し、死体に注射針を突き立てては血液を採取するという行動を繰り返します。もちろんそうするには理由がありまして、彼女達だけが「ADAM」を体内で精製する能力を持っているためです。ラプチャー中に散らばった「ADAM」を集め、体内で精製するという行動をするためだけに存在する、悲しい少女達です。
ちなみにLittle SisterがBig Daddyと行動を共にしている最中は、彼女達は完全に無敵です。

自動機械系

カメラ

監視カメラです。
カメラに映る範囲内にプレイヤーが入ると自動的に警戒態勢に入り、一定以上の時間カメラに映る所にプレイヤーが居続けると警報を鳴らして空飛ぶマシンガンタレット(自動銃撃メカ)を呼び寄せる奴です。警戒していれば監視カメラの存在は直ぐに分かりますが、ついうっかり引っかかったりする事が多いような気がします。
警報は条件にもよりますが一定時間で解除されますが、その警報が解除されない限りは空飛ぶタレットは無限に湧いて出ますので、引っかからないのが大前提ですね。ただしプレイヤーの味方につける事も出来ます。

タレット

床に設置された銃撃、爆撃メカですね。
こいつもプレイヤーを発見次第問答無用で攻撃してくる奴です。設置場所によっては結構対処に苦労させられる場合もあるでしょう。マシンガンをぶっ放してくるタイプはまだマシで、たまにロケットランチャー標準装備の奴がいますので、油断は禁物です。
ただ、センサーと同じくプレイヤーの味方につける事ができますので、上手くやれば頼もしい味方になってくれるでしょう。

*1:かどうかは分かりませんが。

*2:つまり赤。