ラノベ泥沼への一歩目〜この3作で引きずり込もう〜

皆様

おすすめ大感謝! ちみちみと日々ファイルを作り続けて本日ようやくの発表となりました。
とりあえずリスト化してお送り致しますので今後誰かを溺れさせるためにこちらのリストをご利用頂くのがよろしいかと〜。
ただ、相変わらずオススメは募集しておいて、また数が溜まるようなら発表しようかな〜なんて思ってます。でも次は、いつになるかな? 結構手間がかかるんよね、コレ・・・。

まずは

皆様がおすすめしてくれた栄えある「1冊目」を以下にまとめます。コメントも熱いので必見ですよ〜。

1シリーズ目(条件は一冊で完結していること)

10代のおすすめ
性別 作品名 備考
12月のベロニカ 富士見ファンタジア大賞受賞!!王道のファンタジー小説
ヴァーテックテイルズ 麗しのシャーロットに捧ぐ 表紙絵がやや難易度高いですが、蓋を開けてみると本格派サイコサスペンスミステリー。3代にまたがり何回転も巡り巡る展開を巧みに矛盾とミスリードを絡めて書ききる構成力に脱帽しました。推理する過程が実に楽しくて……ラノベってこんなに面白いのか!とラノベというジャンルに興味をもって貰うきっかけになるのではないかと。
きみにしか聞こえない 一般書だけど、さりげなくラノベの雰囲気もある感じなので。10代なら特に惹かれると思いました。
クレイジーカンガルーの夏 ライトノベルにはこんなものもあるんだ」と分かってもらえる一作。老若男女問わずおすすめ。
つきこい あまりラノベに馴染んでない人でも抵抗少なめで読める、と思う作品。内容もイラストもあからさまに狙ってるのが少ないので読みやすいハズ。若干問題があるとすれば、後半が少しゆんゆんびびびびなところでしょうか。
とある飛空士への追憶 一冊完結ではこれ以外に思いつきません
とある飛空士への追憶 ミミズクでも良かったのですが、ライトノベルの入門ならこっちの方を押します。
とある飛空士への追憶 とてもよくできている物語ですので、万人におすすめできるのではないでしょうか。
とある飛空士への追憶 戦闘シーンの凄まじい臨場感と正統派ラブロマンスな熱い展開が素晴らしかったです。 高いクオリティとオタ要素皆無な構成は間違いなく一般向けにオススメできるでしょう。そこから他のガガガ作品に手を出せばあっという間に……(ry
とある飛空士への追憶 まぁ一応、一般の方に向けるならコレくらいが妥当なのではと・・・面白いですし、感動も出来ます。
パンツァーポリス1935 何人かの方が挙げられている『終わりのクロニクル』の川上稔氏の、なんとデビュー作です。川上先生の作品はどれも好きですが、最高傑作は何気にこれではないかと思っています。文章もその後に比べるとまだかなり普通ですので、終わクロの文体になじめないという方も大丈夫だと思います。
ミミズクと夜の王 童話調の物語ですので、誰にでも薦めることができると思います。
ミミズクと夜の王 個人的には「砂糖菓子」「煌夜祭」あたりもお薦めですが、こちらの方が万人受けするかと。
秘密 ミミズクと夜の王 『MAMA』と悩みましたが、こちらに。いづきさんの既刊本は、どれも「ラノベとは一線を画しているラノベ」(自分で行ったものの、解りづらいですね(苦笑))ですが、こちらの方が万人受けしそうですし、ラノベへの入りとしては優秀ではないかと思います。イラストも無問題ですしね(笑)
塩の町 控えめな恋愛系で狙う
君のための物語 渋さとラノベらしさをうまく兼ね備えた作品。本好きなら痺れるような美しさに魅了されるのではないかと。
僕らはどこにも開かない ここはあえて「イラストなし」という商戦を最大限に生かさせてもらう!内容はディープですが、それもラノベ=軽薄という偏見を取り去るのにいいのではないかと。
月の盾 一般人でも違和感なく、すんなり読めるかと。

とある飛空士への追憶」と「ミミズクと夜の王」の2強ですね。

20代のおすすめ
性別 作品名 備考
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件 デスノを知っているのが前提ですが…
DOORS 1 薄くて読みやすい。何より「スレイヤーズの神坂さんだよ」といえば同年代オタなら高確率で反応してくれる。個人的には巻数多いけど、スレイヤーズ!の短編でもいいかも。
TOY JOY POP 絵も問題なく、内容も日常をちょっとグロく描いてあるだけなので。
ある日、爆弾がおちてきて 一冊完結でライトノベルの不思議感、SFっぽさ、切なさを全部味わえる初心者向け作品はほかに思いつきませんなー。
ある日、爆弾がおちてきて 読後感の良さと短編連作で読みやすいのが選考理由。ちょっと甘くて切ないライトノベルらしいライトノベル
きみにしか聞こえない ラノベ入門としても、読書入門としても、万人に対して非常にお勧め。
タイム・リープ—あしたはきのう 母に渡したら評判が良かったので
ダブル・キャスト 文庫だと上下巻になるため規定から外れてしまうのが難点ですが単行本なら一冊なので一応OK? 本を全然読まない姉に実際に読ませたところ、以後ライトノベルを良く読むようになりました。姉曰く、読みやすくて面白かった、との事。
とある飛空士への追憶 王道なストーリ?ってことで
とある飛空士への追憶 王道ものであり、万人が読んで感動できると思います。
とある飛空士への追憶 ジブリみたいな作品ですよ」と勧めます。一般人寄りの方にオススメします。
とある飛空士への追憶 老若男女関係なくオススメできます。非常に燃えます。読んだ後、清々しい気持ちになりますね。
とある飛空士への追憶 読み終ってから、またイラスト・表紙を見たら旅の道程・最後のシーンが思い出されてジンと来てしまいました。
ドラゴンクエスト 原作なら日本の数百万人が余裕で知っている物語。勇者の血を引く若者が竜退治、お姫様救出、など超王道。
ネペンテス ミステリやファンタジー好きな人は案外いけるのではないかと思います。短編連作なので読みやすいですし。イラストもアニメ絵ではないので、入りやすいかと。
ハイブリッドユニバース らしいと言えばらしいラノベ。でも、そこまで無茶のある設定じゃない世界観と解りやすさ、ボーイミーツガール系のノリは非常に好きです。自身が最初に読んではまったラノベでもあるんですが(苦笑)
ミミズクと夜の王 とても優しいおとぎ話。絵も文章も絵本のような感じで受け入れやすいような気がします。
秘密 ミミズクと夜の王 内容ももちろん面白いのですが、なにより「終わりよければ全てよし」を体現している本です。
俺の足には鰓がある 古い作品なので手に入れるのは難しいかと思いますが、ライトノベルならではのノリと面白さを感じるにはちょうどいい本かと思います。
君のための物語 ajinさんとかぶりましたが、ライトノベルらしい会話と、ライトノベルらしからぬ登場人物たち。読みやすくて普通に勧められるかと
月の盾 個人的に実写映画化してほしい作品。ラノベに興味ない客層にもヒットを狙えるラブストーリーだと思う。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない ライトノベル」とは「軽い小説」ではないんだぞ、ということを示す意味で。一般文芸ファンの方もぜひ
失踪HOLIDAY 作者は乙一。切ない幽霊譚「しあわせは子猫のかたち」と、いい意味でジュブナイルしてる「失踪 HOLIDAY」の2編収録。ヤングアダルト小説よりのライトノベルで、もちろんとても面白い。初心者の入り込みやすさと言うより、そう簡単にラノベと言うものをわかった気になって欲しくないてな考えから、ラノベらしいラノベからはやや外れぎみのものを最初に選んでみました。
秘密 推定少女 一作目は重要である。ライトノベル的お約束を知らなくても楽しめるものでなくてはならないが、かといって、ぬるいものでは、「何だ、ライトノベルといっても、一般小説とあまり変わんないじゃん」と思われかねない。これを読めば「良く分からんがすげえ! 」と思うはず。
秘密 走って帰ろう! こいつで自転車仲間もつくってしまおう!な一冊。ガソリンも高いしこれを機に!

ここでも「とある飛空士への追憶」が強く、それを追いかけるように「ミミズクと夜の王」、「ある日、爆弾が落ちてきて」が登場していますね。

30代のおすすめ
性別 作品名 備考
All You Need Is Kill イムループものの傑作!との触れ込みでまずはSFファンの取り込みを
COOLDOWN ハリウッド映画張りのノンストップで引き付けて
ある日、爆弾がおちてきて 入り口ということで、文章の素直さと短編故のセンスオブワンダーで。題材の突飛さとその実、キーになっている人の想いというのはジャンルを問わず読み手を楽しませてくれると思いましたから
とある飛空士への追憶 小難しくない設定が、一般人向きです。しかもおもしろい。
ミミズクと夜の王 ずいぶんと布教活動しました。(笑)基本的に好評でしたが、後が続いたか?と言うと…
暗いところで待ち合わせ 体験し得ない現実感のある非日常をライトノベル感覚で読む事ができます。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 桜庭一樹少女小説。とっつきやすさで。
失踪HOLIDAY 乙一作品は未経験者に絶対のオススメ。何度か人にすすめたことがありますが好評でした
星虫 私が好きだから。後味も悪くないですし。
冬の巨人 挿絵が極端なアニメ絵ではなく、ジブリっぽい雰囲気と展開なので受け入れやすいかと。

微妙に泥沼w でもどれも面白い作品ばかりですね。

40代とその他のおすすめ
性別 作品名 備考
ある日、爆弾がおちてきて ラノベを感じさせない短編集ですね。
失踪HOLIDAY まずは、とっつき易い短編集で。「しあわせは子猫のかたち」は本当に泣けるのでおすすめ
閉じられた世界 これが大丈夫なら大概のものは大丈夫かと。
ニライカナイをさがして 爽やかな青春もので万人受けしやすいと思います。表紙イラストも一般書籍コーナーにあっても違和感のないものです。

年齢は別にしても、1シリーズ目に乙一作品を選ぶ人、結構いますね。

ズバリ

1作目で強かったのが最近出版された「とある飛空士への追憶」でした。10代、20代からかなりの支持を受けています。私も大好きですが。続けて多かったのは私も推していた「ミミズクと夜の王」ですかね。
ただ、面白いのは20代以降では結構な数の方が推している「ある日、爆弾が落ちてきて」を推している人が10代に一人もいなかった事ですね。まあ出版時期もしばらく遡る事になりますから、リアルタイム性を考えるとこんな感じかも知れません。
また、入手のしやすさを考慮した結果かも知れませんが、古い本を推す人が少ないみたいです。まあ本を見つけるのにいきなりつまずいてしまってはダメですもんね。といいつつも「俺の足には鰓がある」をすすめた方もいたりして・・・。

続けて

2作目を以下にまとめてあります。

2シリーズ目(条件は数冊刊行済みであること)

10代のおすすめ
性別 作品名 備考
アリソン パパにもママにもおじいちゃんにもおばあちゃんにも近所のおばさんにも、もしくは学校の先生にもお勧めな物語。
お・り・が・み 巻を重ねるごとに広がる大風呂敷、しかし、最後は文句なしの大団円だった作品。完結してるのでオススメ
キノの旅 まぁ、王道ですね;。短編集という手軽さ、寓話色の強い御伽噺的ストーリー、比較的萌え成分の少ないファンタジックなイラスト、未体験者でも、抵抗なく手に取れると思います(事実、自分がそうでした)。
キノの旅 僕の入門書です。大人にはあまり向かないかもですが、やっぱり読んでほしい作品ではあるので。いや、というかキノは別にラノベ好きじゃなくても読んでいるかな?
キノの旅 世界に入りやすい。小学校に置いてあった(笑)
秘密 ツァラトゥストラの階段 『扉の外』の土橋さんの、現在執筆されてるシリーズです。人に読ませるときは、「1巻はかなり解りづらいよー?」と言ってから読ませることにしているくらい、1巻が微妙な出来です。ただ2巻で巻き返した感があるので、推す意味もこめてここに。
メグとセロン アリソンやリリトレよりも読みやすいと思ったので。銃とか戦闘機とかに抵抗ない人ならアリソンとかを読んでもいいと思います。既刊数が少ないのがネック。
ベリオン 一般レーベルでも書いている三雲岳人さんの作品でSF好きは必見! 完結済み(全5巻)
化物語 "西尾維新の傑作!エンターテイメントとして傑作です。戯言と悩みましたが、引きずり込むにはよりこちらかもと。蕩れーはいつはやるでしょうかね?"
狂乱家族日記 ただ、僕が日日日さんが好きという事もありますが、何気に色々な要素を含んでいる作品かと思います。
荒野の恋 こういった純粋な恋の物語は、今はもう見られないのでしょうか。そんな大人の人に、お勧めしたいです。
図書館戦争シリーズ 文体はラノベですが、表紙が落ち着いているのとある程度の知名度があるので良いかと。
半分の月がのぼる空 シリーズ物の恋愛、個人的には神認定済み
付喪堂骨董店 落ち着いた雰囲気が心地良く、それでいて実にラノベらしいので雰囲気を感じ取ってもらいやすいと思います。短編4つという構成も手軽に読めますし4章にグサリとくれば一気にラノベオタへと引き込めますw
文学少女シリーズ これでも選んだ三作品の中では一番ラノベ色の強い作品?後半(特に5巻、7巻辺り)になるにつれ痛々しい描写も増えますが、そういうものに弱い人でもそこまで読み進めていれば乗り切れるはず。ただし、太宰が嫌いな人には一巻で投げられる危険性がありますw
涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ 私はこれで泥沼に……

キノの旅」が強い! 読みやすさではピカ一かも。

20代のおすすめ
性別 作品名 備考
アリソン これもやっぱり読みやすさ重視。特殊な設定や言い回しが無い事と過度の萌え要素が入ってない事などにより一般受けしやすいかと思います。シリーズも多すぎず少なすぎずで気軽に読めると思います。
アリソン 何となく
秘密 アリソン 世界観や物語が理解しやすいですし、構成が上手さが素敵です。最後のアレに「あっ!」と思わせることができれば教えた側としては感無量でしょうね。
イリヤの空、UFOの夏 王道。地の文、会話ともに安定感があるし、拒否反応は少ないはず。
イリヤの空、UFOの夏 コメディとシリアスの緩急がきついかもしれませんが、面白さは言うことなし。四冊で綺麗にまとまっているのでフラストレーション無く読めると思います。
イリヤの空、UFOの夏 進めるならたぶん男性
イリヤの空、UFOの夏 これが自分の初ラノベです。友人が読んでいたのを少し読ませてもらったら、そこで即ハマって以下省略。
秘密 カーリー 二作目は一転してしみじみと面白いものを。古き良き児童文学風。続刊は出ないのだろうか。
さよならピアノソナタ 実写映画化してほしい作品その2。こちらも中高生あたりには抵抗なく共感してもらえるのではないかと。
ドラゴンキラーあります ちょいとハードボイルド系ですが、一冊ごとにきちんと完結していて読むのが楽、ということで
ドラゴンキラーあります ファンタジー要素を除けば、紹介しやすいと思います。
バカとテストと召喚獣 自分の趣味もありますけどwやっぱ読みやすくて面白いのが一番ポイント高いです。巻数も手ごろ。
わたしたちの田村くん ヲタ要素が少ないため恋愛ものではこれがオススメですね。
化物語 上と同じ作者で、サクサク読めるまさに『ライト』ノベル
化物語 西尾維新さん作の趣味(?)前回小説、全2巻で刊行済み。個人的には「これ、クビキリと同じ作者さん?」と思うほどに軽快な物語が非常に好み。ネタの濃さって言ういみではちょっととっつきづらいかもしれませんが内容自体は非常に軽いそこらの小説変わらないのでお勧めです。上が読めなら、いいステップアップにもなるかとw
戯言シリーズ 西尾作品の場合、好き嫌いは分かれそうだけど、はまる人は一気にはまるかと。ライ麦畑な語り口で、変格ものって作風は、当時非常に衝撃的でした。
十二国記 定番ですけど。本読みならば誰もが通る名作ですね。
神様のおきにいり ココが一番悩みました。マンガ読みがラノベに入るきっかけとなるには最適だと思います。作品のテーマがマンガに通ずるところがあり、入りやすいかなと思いました。
世界平和は一家団欒のあとに 家族愛って素晴らしいと改めて教えてくれる話です。お父さんを邪険にする娘さんや息子さんにぜひ読んでもらいたいです。
導きの星 作者は小川一水。リスみたいな地球外生命体が石器時代からだんだん進歩して大気圏を飛び出すまでを、コールドスリープを繰り返しながら見守りつつ、美少女アンドロイド3人娘といちゃいちゃしたりなんだりいろいろする話。波乱万丈のめちゃ面白いSFラノベですよ。作者のひとが、今出来ること全部やったってあとがきで書いてんですけど、そういうプロ野球と対比したときの甲子園みたいな、技術を超越する熱量のある作品が散見されるのもラノベを読む面白さだと思います。
秘密 白人萠乃と世界の危機 危険球。本当はこれを一冊目にしたいのですが…。ストライクゾーンに入らなくてもあまりの内容に見なかったことにしてくれます。一発退場かもですが。
文学少女シリーズ 淡い絵柄とややディープな構成のギャップに衝撃を受けるでしょう。だが今読むならこれ!
涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ ここ数年で恐らく最も売れているシリーズで、どこの店でも大概平積みしてあって入手容易、アニメから入るのも良し。内容的にも”全部入り”的なライトノベル版幕の内弁当。
輪環の魔導師 猫を口実に進めてみるのも良いような(笑)可愛いですしー。しっかりした設定も魅力ですね。冊数もまだ2冊なので、薦め易いと思います。
輪環の魔導師 一般人向けが思い浮かばなかったんで、ここは趣味で(笑)下地の設定がよく出来てますしね。

「アリソン」と「イリヤの空、UFOの夏」の2強ですね。ちょこちょこと「ドラゴンキラーあります」「化物語」も人気です。

30代のおすすめ
性別 作品名 備考
〈本の姫〉は謳う きちんと構成された舞台や破綻のないスト?リィで安定感は抜群。絵師さんつながりで「9S」や「紅」に引き込めるかも…!?
E.G.コンバット 完結していないので、中毒症状になるかな?
バカとテストと召喚獣 「短編すらツラい」とぬかす活字離れでも「テストの所だけ」と読ませてハメる(笑)
ブギーポップシリーズ 自分にとってはザ・ライトノベル。一時ラノベ卒業した気分になってた自分を一撃で引っ張り戻してくれた作品。
ぼくらは虚空に夜を視る 数冊でまとまっていて読みやすい作品だと思います。
人類は衰退しました ほのぼのした雰囲気は読みやすく、ファンタジー要素もあるので。
図書館戦争シリーズ ブコメ要素の強い現代ファンタジーとしてお薦めできます。
鉄コミュニケイション 緻密な描写で読むアクション
付喪堂骨董店 ややラノベの風味がしてきますが、まだまだ一般人向き。
狼と香辛料 鉄板でしょうか。被るかと思いますが、ファンタジーと経済の組み合わせというラノベでなければ存在出来ないテーマでかつ、ラノベ初心者に楽しんで読んで貰えるとなるとこれかな、と。

いや〜、30代以降は本当におすすめ作品が割れますね。重複無しですよ。

40代とその他のおすすめ
性別 作品名 備考
イリヤの空、UFOの夏 我が家の妻(40台、活字中毒者)が、私の「ラノベ蔵書」を読破した中で唯一「面白かった」と褒めていた作品です。
バカとテストと召喚獣 万人受けする面白さだと思います。
古典部シリーズ 高校生の日常に潜むちょっとした謎が解かれていくうちに、いつのまにか「深い」ところに辿り着いてしまうミステリー連作。広い年齢層向けかと
半分の月がのぼる空 イラストを外したら児童文学になると思います。一般受けしやすさはピカイチかと。

半分の月がのぼる空」が入っているのが意外でした。結構子供向けのイメージがあったので。でも万人受けする内容かも知れませんね。

面白いのが

20代でおすすめする人が多い「イリヤの空、UFOの夏」が10代では全然人気がなかった事ですね。イリヤの代わりに「キノの旅」が入ってきたという感じでしょうか。
30代以降になるどだんだんおすすめが混沌としてきまして、統一感が全然ありません。ここらの人達はまさに全身が泥沼に埋まっている人達でしょうか・・・?

最後に

3作目です。ここまで来るとかなり個々人の好みが出てきますかね〜?

3シリーズ目(条件に制限なし)

10代のおすすめ
性別 作品名 備考
All You Need Is Kill 表紙絵は比較的手に取りやすいです。筒井御大激賞の一作。現代文学好きな方におすすめ。
キノの旅 アリソンでハートをグッとつかんだら次は同作家の『キノの旅』でどうぞ。
ゼロの使い魔 ブコメで!ここでどう布教するかが菖蒲!いや、勝負
バッカーノ! 米映画のような雰囲気、エナミさんの渋いイラストも相まって、お父さん世代もきっと手を出しやすいハズ!さらに電撃の小ネタだらけの他作品(デュラララ!!とか)にまで手が伸びりゃ、他作家の作品を読み始めるのも時間の問題と言えるでしょう!
リバーズ・エンド 若干内容が重いけど、抵抗少なめで読めるし万人受けする作品だと思う。
戯言シリーズ ココでがっちり掴む!みたいな。はまる人ははまる。
空の鐘の響く惑星で 細かい世界観、魅力的なキャラクター、癖のない文など完成度のSFファンタジーです。12巻+外伝と少し巻数は多い気もしますがしっかり完結しているのでオススメです
秘密 終わりのクロニクル 私の中で、ラノベを語る上で欠かせない作品です。と言うか川上作品はどれも完成度がとても高いので、ラノベ読みじゃなくても普通に楽しめるんじゃないかな、と思います。…すごくエロいですけど!
天国に涙はいらない 「いや、無理だろww」と思うかもしれませんが、僕はコレで引きずり込んだ事があります。まぁ、もしコレで反応がよければ一気に引き込めます。
猫の地球儀 遠未来猫SF。私が今まで読んだラノベの中でも最高傑作だと思っています。上下巻のような構成なので本当は一作目に持っていきたかったのですが、扱いは「2巻」なので残念!
半分の月がのぼる空 やさしいお話が続いたので、最後もやさしいお話で。
文学少女シリーズ 私的にこれは読んでもらいたい是非読んでほしい!!しかも本編は次で最終とわかっているので手を出しやすいはず
文学少女シリーズ 本好きな人のためには丁度いいかと。ライトノベル以外に偏見を持っている人も、ライトノベルに偏見持っている人も皆これを読んで繋がればいいと思う。
魔術士オーフェンシリーズ ライトノベルの最高傑作の一つだと本気で思っています。完結から5年たった今も、古さはまったくありません。魔術に理屈をつける手法はたぶんこれが始めてです。いわゆるわかりやすい萌えはありませんが、今のラノベとは違う魅力に溢れています。お勧めです。
狼と香辛料 これはもうイラストで損しているとしか。(オタ的にとても良いのですが……) 知的な空気感が絶品で一般小説スキーにこそ読んでもらいたい作品。個人的にはキャラ萌えよりもストーリー展開自体が好きです。一般人にはアニメを先に見せてはいけない気がしますw
イリヤの空、UFOの夏 こういう本にまた、出会ってみたいという気持ちにさせてくれる、ハズ。

ちょこちょこと「文学少女シリーズ」が入ってきています。「終りのクロニクル」を挙げる強者も。

20代のおすすめ
性別 作品名 備考
GOTH—リストカット事件 ダークサイドもラノベの魅力のひとつなのです。
イリヤの空、UFOの夏 これを楽しめれば、もうラノベ読者間違いなし!
デルフィニア戦記 作者は茅田砂子。流浪の王と異世界から来た美少女のライトな戦記もの。続きをよこせ系の徹夜本。ひたすら面白いだけのザッツ・エンターテイメント。僕はこの作品で面白けりゃなんでもいいんじゃー!と言うことを学びました。
とらドラ! 熱くて暑くて青春爆発!ライトノベルらしいライトノベルでありながら、複雑なコイゴコロを巧みに描写している大好きな作品。続きが読みたくなる、ということも含めて
ブラッドジャケット 塗りつぶされるような世界観。ライトじゃないライトノベル
フルメタル・パニック! 長編1巻は、序盤はコミカル方面からだんだん深くなっていくタイプなので結構いけるかなと。この路線で来たからには敢えて短編から読ますのもアリ?
フルメタル・パニック! そしてこちらが自分のラノベ経験二作目。説明不要の人気シリーズですね。
レンズと悪魔 重いテーマですが、ここまできたらアリかなーと思って書いてみます。一つ一つもわりと薄めですし。「レンタルマギカ」と迷いましたが、あっちは冊数が多いので・・・4番目くらいなら良いかも?
ロードス島戦記 「エルフのイメージを広めた有名な作品で、ロードオブザリングに近いかも」って言うとたいていの人は読んでくれます。
秘密 円環少女シリーズ サドロリッ!・・・と言いたいところだが君にはs(ry メイゼルよりむしろヘタレ?だけど頑張る主人公に萌えるストーリーだと思うのですがどうか。
化物語 自分が爆笑したので楽しんでもらえたらな、と。
吉永さん家のガーゴイル 『MAMA』と悩みましたが、こちらに。いづきさんの既刊本は、どれも「ラノベとは一線を画しているラノベ」(自分で行ったものの、解りづらいですね(苦笑))ですが、こちらの方が万人受けしそうですし、ラノベへの入りとしては優秀ではないかと思います。イラストも無問題ですしね(笑)
銀河英雄伝説 ラノベかどうか微妙に怪しいのはさておき。普通に読んでも面白いのは当然として、出てくるキャラクターが魅力的であり、キャラ萌え的な楽しみ方も出来るかもしれないという事でお勧めしてみます。登場キャラクターに対してなんらかの思い入れを持つ事に抵抗が無くなったのなら後は一気に堕ちていってくれるのでは無いかなーと。
秘密 銀盤カレイドスコープ 泥沼に引きずり込むと言えばこれでしょう。DIVE!!とかが好きな人なんかがはまると思う。
終わりのクロニクル 全7巻(14冊)、完結済み。最初の最初、一巻の序章が異常に癖がありますが、それさえ乗り切れば一気に読み切れる作品だと個人的には思っています。テンポの良さと、意味不明な部分を感じさせないまま、不条理な、不都合な部分を押し流せるほどの勢いが非常に好ましいです。また、何時もの物語終版、そして本当の最後の最後は非常に燃えます!これが読み切れる頃には完全にこっちがわに来ているかとw
秘密 終わりのクロニクル 皆さんコレを忘れてませんか?ってことで。クロニクルを読み終わったのなら、もうその人はライトノベル中毒に片足は突っ込んでいることでしょう。話の中盤まで読んでしまえば、ラストの最終巻の厚さは気にならないでしょうね。
十二国記 英伝と並んでライトノベルというかどうかはアレなんですが、大河ドラマとして文句無くオススメ。架空世界の息遣いを感じてください。
文学少女シリーズ こちらは月9あたりでドラマ化してほしい。ラノベに限定せず、本を読みたくなる作品かと。
文学少女シリーズ テーマ性、ミステリとしての展開、萌え、薀蓄、イラスト、どれをとっても優秀。文学作品を下敷きにした伏線の張り方がとにかく素晴らしくで、謎の解決を「救い」につなげる展開は見事としか言いようが無い。
暴風ガールズファイト 競技未経験者がスポーツにはまっていくお話はマンガでも人気があるしオススメです。3巻出ないかな・・・
魔術師オーフェン無謀編 私自身がこの作品をきっかけにライトノベルに嵌ったので。主人公が鎖骨を折るのに拘るシーンがお気に入り。
滅びのマヤウェル 前半を乗り切れば面白くなるものの例になるかと。好きな作品を打ち切られる悲しみもよく分かる作品です。
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで これもまた、シュワッと爽やか三ツ矢サイダーなボーイ・ミーツ・ガール。二人の距離感がGood!
涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ 間違った先入観がない人にはオススメできます。
薔薇のマリア Wizardryな世界でのビルドゥングスロマン。ベニ松の某小説好きに勧めてみるのも一興。

フルメタル・パニック!」「文学少女シリーズ」などなど、かなり違いが出てきていますね。

30代のおすすめ
性別 作品名 備考
お・り・が・み ここまで来たら、突っ走ったモノを読んでみても良いかと思います。ハイ(笑)。勢い、無茶苦茶、それでいて一本筋が通って最後は脳天気なほどの大団円。ラノベらしいラノベだと思ってますから
タイム・リープ—あしたはきのう 単純に面白すぎるので読んでほしい。これも人にすすめた実績アリです(好評でした)
ダブルブリッド 文章ゆえに緩和されるちとにくとほねのものがたり。映像化されたらただのグロホラーですからね
デルフィニア戦記 笑える長編小説。十二国記と迷ったけど、中毒性はこっちの方が高いと思う。
とらドラ! これで引きずり込む!
ブギーポップは笑わない 星界の紋章銀河英雄伝説マルドゥック・スクランブルなどと悩みましたが、ライトノベルそのものに嵌めるにはこっちのルートかな…と。
フルメタル・パニック! 王道すぎて困ってしまうような王道ライトノベル
空とタマ あえてカバーを外してから渡して、先入観無しで読んでもらいたい
人類は衰退しました 各巻ごとに新しい試みに挑戦しことごとくヒットするところに、作者の天才を感じますが、それが読者への間口を広げることに貢献しているのかもしれません
狼と香辛料 ファンタジー+経済という風変わりな物語は他に類を見ないので。獣耳に拒否反応が無くなれば、あとは坂道を転がる勢いで・・・。

うーむ、混沌としてますね・・・どれも有名な作品ばかりですが。

40代とその他のおすすめ
性別 作品名 備考
9S ストーリーが引き伸ばされている感がなくもないが、登場人物一人一人の熱い姿に出会うでもう満足してしまう自分がいるのです
いぬかみっ! 個人的にはラノベらしいラノベだと思います。
狼と香辛料 内容的に知的な部分がくすぐられるので、そこそこ高い年齢層の男性でも十分耐えられると思います。
アンダー・ラグ・ロッキング ライトノベルでもこんなもの悲しい雰囲気の作品もあるんだという意外性に感じてもらえたら。

本当に人それぞれですね。でもやっぱり古い作品は入りにくいのかな?

どの世代でも

「鉄板」あるいは「名作」あるいは「王道」と言われそうな作品が並んでいますね。
文学少女シリーズが目立つような気がしますが、それよりなにより「終りのクロニクル」を薦めている人がいるのが結構驚きでした。あの厚さを読み切ったら確かに泥沼かも知れませんが、最終巻はあれ、辞書ですよ・・・?

と言う訳で

これは、集計、なのか・・・?

という感じの発表になってしまいましたがまあ勘弁して下さい。
でもそれぞれの世代が「これは面白かろう!」という作品が出そろっている感じですので、後は相手の読書の好みをヒアリングしつつ上記のリストから本をチョイスしていけばいい感じで泥沼仲間に出来そうな感じがしますね。

あと

このリストに載っている作品のほとんどはいわゆる「分かりやすいエロ」やら「萌え」という要素を多分に含んだ作品が少ないですね。やっぱり最初に読んでもらうのはそういう人が退きそうな要素を抜いた方が良いと多くの方が判断されたという事でしょうか。
それと、リスト化済みの今になって思い出したんですが、どうせなら出版社と作者名もいれておけばよかったとしみじみ思ったりしてます・・・失敗した・・・。