魔界ヨメ!(2)
| 魔界ヨメ!〈第2巻〉コウモリ娘の血族 (MF文庫J) | |
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ストーリー
比宇間良夫は一晩で人生の危機に陥っていた。
サプライズが大好きな両親が突然の転勤で彼一人を残して東京都小鯛良市から北海道に行ってしまい、家まで引き払ってしまったからだった。そしてそこに何故か一人残された良夫。
しかし両親もサプライズが好きなだけで鬼ではない。新しい部屋を借りてそこを良夫にあてがったのだった。しかし、その物件は家賃3万なのに超豪華、かつ家具付きの洋館。どう考えても訳あり物件としか思えないのだった。
しかし他に行くところもない。仕方なくそこで一晩過ごした良夫には・・・結論から先に言うとヨメが来たのだった。もータイトルそのままズバリ魔界ヨメが来たのだった。
ついでに言えば1巻でいろいろあって魔界コウモリ娘も妻にしてしまった良夫。一見もはや完全なる泥沼なのだが、意外に根性の太い良夫。何気に困惑しつつも順応していた。そして彼の事がちょっと(?)気になっている同級生・園山花海も巻き込んで、変な生活はどんどんと続いていくのであった・・・。
疲れてるときには
いーかもしんない。
などと思いながら読んだんですけど・・・いや、ほんとーになんもないですな! この本!
難しく考え込むところもないし、展開にドキワクすることもないし、いや、良くも悪くも本当にストレスのない本であることは間違いないです。というか、実際の所どうやったらこんなに緊張感やカタルシスのない物語を書けるのか興味がありますね。本当に何も考えずに読んでいられるんです。
文字で書かれた四コマ漫画というか・・・いや違うな・・・とにかく本当に情報量(脳に入ってくるという意味での)が少ないんです。文字数も少ないですが、書かれている文字数よりもさらに情報量が少ないという印象でしょうか。そんなこと出来ないはずなんですけどね。不思議な本です。
で
面白いかつまらないかと聞かれたら、これまた困る本でもあります。
魔界ヨメの目からドクロがとれちゃったりして魔界ヨメがお淑やかになってしまったりだとか、あるいは魔界コウモリ娘の実家に行って大ピンチになったりするんですが、うん、まあ、どれもそれなり・・・じゃないかな・・・なんて思ったりする作品です。
個人的には、
「そ、園山!」
ぜーはーぜーはーと息を整えながら、良夫はとんでもない言葉を口にした。
「ぬ、脱いでくれ!」
「え?」
「今すぐ服を脱ぐんだ!!!」
「ちょ、ちょっと良夫君! こんなとこで何言うのよ!」
あたふたと慌てながら、花海が叫ぶ。
「良夫君の部屋とか体育用具室の中とかならまだ分かるのに、ここって普通の道よ!」
の辺りの展開に見え隠れする、花海さんの内面世界におけるトキメキシチュエーションの舞台装置が垣間見えるところ、なかなかよかったです・・・ってそんなピンポイントで言われてもって感じですか。
いや、その後に続くスポーツブラな花海さんのイラストもよかったですけどね。

