ソラにウサギがのぼるころ
- 作者: 平坂読,湊ヒロム
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: 文庫
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- 主人公の霧村聖司と冬木陽子が乳くりあっている(というか陽子が一方的に言い寄っている)。
- 窓からゴスロリ美幼女が振ってくる。
- ウサギ頭の変態がゴスロリ美幼女(ユウ)を襲う。
- 聖司がユウを助ける。
- ゴスロリ美幼女に聖司が懐かれる。
- どたばたラブコメに突入。
ありらん?ネタバレ回避でストーリー紹介するとその辺に一山幾らで売ってそうな感じだけど、読んだら結構良い方向に期待を裏切られたかも。結構怠惰(特に主人公)な感じの出だしだったので、こういうテンションで話が進んで行くのかな〜とか思っていたら、あらら突然ごっついエロシーンが!?
「……なか、からだの、なか、からっ、なにか、きちゃう、へん、こんなの、ん、ん……ンふ――……」
「――ちょうらい、……せーじをぜんぶ、おなかいっぱいに、なるまで……」
男として、死ぬまでに一度女の子に言われてみたいエロ台詞ベスト1とベスト2がここにあります(一個濁点が余計だけど)。
ちなみにこの台詞を口走るのは「アレ真っ最中」のゴスロリ幼女・ユウですが、二つ目の引用の場合「せーじ」の「じ」に濁点がなかったらアナタ、二次元ドリームノベルズ行きですよこの本。エロい。
――こういう台詞まわしでエロい感じを醸し出す本は、俺、結構好きだ――。
いえ別に変にためて言う必要はないですけど、無駄におっぱい出したりするより好きですね。まあ、エロメインという感じの本でもないのでエロは味付け気味ですけど、この位の量がいいんじゃないですかね。
主人公の霧村聖司をはじめ、冬木陽子などの主役級はそれぞれ意外にちゃんとした個性を与えられていて、スムーズに作品世界に入って行く事が出来ますね。話の最後の方での意外なドンデン返しも楽しかったですしね。
星4つですね十分に。
イラストはもう一つ個性が足りない感じだけど、まあ十分でしょう。口絵のカラーの水着シーンはちょっと色使いがイマイチに感じたな。
追記(2007.1.22)
某所でイラストが酷評されてるっぽいですね。うーん、言われてみれば、確かに・・・。腐ってるかも・・・エロい文章に気が行ってどうでも良くなってたかもしれない。反省しよう。