DADDYFACE 世界樹の舟

DADDYFACE世界樹の舟 (電撃文庫)
DADDYFACE世界樹の舟 (電撃文庫)伊達 将範

メディアワークス 2000-06
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おすすめ平均 star
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続けて2巻の紹介をしたいと思います。というか感想ですけど。

ストーリー

前巻でなぜか「ダーティ・フェイス」と勘違いされた挙げ句の果てに実の娘と一緒になってミュージアムと死闘を繰り広げた挙げ句、自らの身に付けた武術・九頭竜によって大活躍までしてしまった草刈鷲士。相変わらずの貧乏生活は変わらないのだったが、彼の周囲はもの凄い勢いで変わりつつあった。オープニングはなぜか娘に連れられて(「無敵パパ育成プロジェクト」とやらの結果らしい)エジプトでお宝探しをするはめに(しかもハズレ)。
なんとか無事に日本には帰って来たものの、ダーティ・フェイスの存在を知って「協力を求めて訪れる者」ノイエ・シュライヒャーと、彼女の持つ「鍵」を狙ってまたしても現れる”ミュージアム”の古代遺産使い「ハイ・キュレーター」達! ドイツに眠る「回る水」を巡って今回もダーティ・フェイスの冒険が始まる。

どんな感じ?

前作の要素を上手く引き回しつつ、面白い話を作ってくれていますね。キャラクターについては微妙な変化を見せつつまたライフル弾が飛び交ったり、巡航ミサイルが炸裂したりという感じでしょうか。

  • ブランドモノの服を「ディスカウントショップで買った」と誤摩化されて着せられ、魅力値がアップした鷲士
  • 鷲士の魅力がアップした事で近寄ってくる女が増えた事に妙な警戒感を発揮する麻当美貴
  • 結城美沙の相変わらずのぶっとびと、悪化するファザコン
  • 結城樫緒の暗躍(子供なんだけど)とその力の一端
  • 新たに登場するハイ・キュレーター「スプレイ」と「ディーン・タウンゼント
  • やっぱり要所で炸裂する鷲士の九頭竜

今回は「回る水」というのが謎の中心ではありますが、北欧神話を背景にした謎とお宝が目指すシロモノです。

微妙にエロポイントが?

まー簡単にいうと、「麻当美貴」が「結城美沙」を「あるとんでもねえ理由」で性的に襲ったりする為なのですが・・・あー、別にこんなシーンをイラストにまでしなくてもいいのに・・・ねえ。多分・・・。まあいいか。

結論ですけど

星4つ! 相変わらずの4つですが、楽しませてくれると思います。個人的には草刈鷲士の派手な見せ場があるこの2巻が一番のお気に入りだったりしますね。