エロでもグロでもない、あんしんかいてきラノベ

少しばかり

反省したというか、自分の足跡を顧みた時にちょっと頭が痛くなったというか、

  • 「やだぁ! そんなトコ、見ちゃやぁ!」
  • 「ヌルヌルでべちょべちょだよぅ……」
  • 「おにーちゃん、なんだか、ムズムズするの……」
  • 「切って、捻って、刺して、抉って、殺せ!」
  • 「千切れ飛んだ手足がまるで鞭のように後ろにいた数名の男たちの体を叩き潰した」

などなどなど、そんな情報ばっかり発信していたんでは健全な少年少女の未来が危ないであろうかも知れんと思い立った次第であります(なんだかもの凄いツッコミの声が聞こえそうですがポジティブに無視する方向で)。
とにかく微力ながら「あんぜん」で「あんしん」なライトノベルを布教してみようかな? なんて思い立った訳ですよ。うんうん、こう見えて私もいい歳した大人ですからね。十代の若者たちの未来を少しでも明るい物にするべく頑張ってみようかなと、そういう次第です。

という訳で!

今回は、

  1. エロくない!(変な妄想に走らないくらいに安全)
  2. グロくない!(精神的にも肉体的にも安心)
  3. 中学生〜高校生位があんしんして手に取れる
  4. ママに読まれてもダイジョーブ!
  5. 管理人が読んでみて「面白い!」と思えた作品

的なライトノベルを集めてみたいと思います。子供の作り方に関するQ&A集みたいな作品とか、じくじくと腐敗臭を発する臓物とか、変な性的妄想を煽るような作品は何処かに追いやってですね、健全に! 健全に! まるで何処までも続く青空のような作品を紹介してみます。
下のリストは「エロ度」「グロ度」という評価がありますが、これの感度は青少年の心を慮って「かなりびんかん」にセットされてますのでご了承下さい。
合計獲得★が3以上(管理人主観)をアウトとしています。

「あんしん、かいてき」なライトノベルリスト

作品名 作者名 エロ度 グロ度 コメント
ミミズクと夜の王 紅玉いづき ★★ ミミズクの半生がちょっと痛々しいですが、そんなのは問題になりませんね。
狼と香辛料 支倉凍砂 ★★ ホロが時々ちょっとした挑発をしてきますが、まあ大丈夫でしょう。きっと。
戦略拠点32098 楽園 長谷敏司 幾度となくお薦めしている名作ですね。エロくもグロくも無いのに読んで楽しい作品です。
ある日、爆弾がおちてきて 古橋秀之 短編集ですね。悲しい話なども含まれていますが、情操教育的に悪いとは言い切れませんね。
イヴは夜明けに微笑んで 細音啓 かなりの安心作品。学校の図書館に置いても全く問題が無さそう。美しい約束のお話ですな。
GOSICK 桜庭一樹 イラストが猛烈に可愛いのでアレですが、内容は基本的にミステリーの枠を超えるような物ではないです。安心安心。
空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly 鈴木大輔 非常に美しい再生の物語ですね。ちょっとえっちい所も無いとは言えませんが、問題無しと判断。
狂乱家族日記 日日日 ★★ ちょい登場人物の精神がグロですが、それでも読了感は爽やかな作品ではないでしょうか。
バカとテストと召喚獣 井上堅二 ★★ 秀吉という男女の枠を超えたキャラクターが出てきますが、まあ誤差の範囲ではないかと。
神様のおきにいり 内山靖二郎 ★★ 基本的に「ほんわか」とした作風ですので安心してお薦めできます。ちょいエロいキャラもいますが。
侵略する少女と嘘の庭 清水マリコ 思春期まっただ中の話ですが、エロティックな所がほとんど無くて、心の交流を中心にした話ですね。
ポリフォニカ(黒) 大迫純一 ミステリー・・・かどうかはチョイ疑問ですが、グロさもエロさも無いので安心して読ませられますね。
ポリフォニカ(白) 高殿円 ちょっと悪辣な感じのキャラとかいますが、グロいまではいかないですね。エロも無いと言っていいでしょう。
冬の巨人 古橋秀之 主人公や物語の舞台で暮らす人々が陥っている貧困が悲しいですが、グロと言える作品ではないですね。
人類は衰退しました 田中ロミオ ちょっと変な話ですが安心の出来です。ただ、作者のファンになってエロゲに流れなければ・・・の話。

こんなんでどうですか?

多分どこから入ってもエグい展開がない安心のラインナップだと思います。
いやー、未来の可能性を秘めた少年少女たちはこのリストを参考にして自分のタマシイを汚す事無く育っていって欲しい物です。・・・まあ、このブログを読みにきているという段階で何となく「手遅れ」という感じがしないでもないのですが。