ラッキーチャンス!(4)

ストーリー

なかなかに有能な霊能者である高校生外神雅人(とがみまさと)。
そして「日本一運がない!」と言われる彼の所に訪れた新人福の神少女”キチ”。キチが雅人のところに居候するようになってしばらくの時間が経った。
彼らは学校のハズレにテントを建ててそこで暮らしていたのだが、校長の粋な計らい(?)でキチも学校に通えるようになり、キチが雅人の同級生としてやって来ることになったのだった。予想外の美少女の登場に沸き立つヨゴレた男子高校生! しかしまあここまでは予想の範囲内の出来事だったが、学校を訪れた一人の占い師が事件を連れてくる。
恋愛に特化したその占い師・マリクリエール里子がその場にいた面々に恋愛成就の方法をそれぞれ伝授する。しかし、その内容はメチャクチャなものになっていたのだった!
巻き込まれた雅人、キチ、二ノ宮良子、そして他野郎二人・・・! 学校は今や恋の泥沼紛争地帯と化した! 果たして雅人は、そしてキチは、生き残ることが・・・出来るか!?
ブコメシリーズ4巻、おお〜、今回の表紙は天草沙代ですな〜。

セルフスカートめくり神・降臨

いやキチの事ですけど。
セルフスカートめくりをする美少女というだけでも十分に神なのに、キチの場合は本当に神さまですからこれはもう神さまの二乗、神神さまというか大神さまというか、もう拝むしかないですね!

キチはもう一度、
「えい!」
大胆に恥ずかしく、誇らしくスカートをめくる。ニーソックスに包まれたほっそりとした足の付け根についているピンクの布地。

・・・正直に言えばもう少し恥じらいが欲しいところですが、まあ贅沢は言いますまい。

「マサト。私の下着どうだった?」
「!」
「……ねえ」
と、声のトーンがちょっと変わる。鼻にかかった甘えるような。
「褒めて?」

あ、あ、あ、あ、あ、ああああああああ! 俺もやられてみてー! なんだろうかこの胸のトキメキは!? どうしてっ!? どうしてこんなにドキドキしちゃうの!? 私、ひょっとして病気なの!?(病気です)

今回は

なんというか丼飯でいけそうな位にこうしたイベント盛りだくさんでして、もう一人のヒロインである二ノ宮良子もかなり良い感じでスパークしています。

ぷるんと。
ぷるるんと。
揺れるのである。揺れているのである。

揺れているのですよ揺れ揺れに揺れているのです。水着で、ぷるんと、揺れているのであります。
右に左に上に下に。三次元方向に可能な範囲で自由奔放に悩殺ボディーがたわわに実って弾けんばかりに揺れているのです。しかも彼女の場合は恥じらいのオプション付きなのです。生々しくも押し倒されたイラストまでもついているのです。
・・・これは、殺しにきたな〜というのが率直な感想です。

さらに

表紙イラストにもあるとおり、天草沙代まで活躍してしまうのです。
微妙な心理をその内側に秘め、何故かメイド服で活躍し、黒ストッキングにつつまれたぱんつまで披露しつつ、大胆に! 大胆に! 動き回ってしまうのです!
・・・ま、彼女はその揺れ動く物体の持ち主ではないのでそう言う方面で目が釘付けという事はないんですけどネ! それでも恥じらう乙女というだけでナイス食感! まるで我先にと滑り込むようにツルツル〜っと喉を滑り落ちてしまうのです。
しかもそんなことを考えているとツルツルなのは喉ごしだけじゃなくて天草沙代のイケナイボディもかな〜? 縦すじ一本おケケ無しだったりして〜? あ、でもよく考えたらキチもそうに違いないよね〜? こりゃ〜ダブルで堪らんワイ! などという妄想が止めどないのです。
もう私死ぬかも知れません。いや死んでいるかも知れません。

総合

星5つ。
一体何を書きたかったのかもう分かりません。作品内で色々な出来事があったような気がしますが、どれも楽しみましたし、楽しみすぎてなんだかパンツを脱ぎそうになりました。
難しく考えずに楽しむ本としてこれ以上面白いシリーズも無いという感じですね。うーん、どの女の子もイイナア・・・誰から食べちゃおうかなあ・・・ヒヒヒヒひいいいいいい——! うん。そんな本です。お薦め。
イラストはQP:flapper氏ですが、いいですよ、プチエッチな感じが堪らなくいいですよ。何故本編のイラストがフルカラーじゃないんだろう・・・? そんなこの世の理不尽に、必死で耐えるある秋の昼下がりなのでした。

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