HDD復旧中・・・。

さて

賢者の智恵に従ってKnoppixを使用してのHDDのデータサルベージ中な訳ですが、今回トラブったお陰で幾つか勉強になりました。

  • ftp://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/iso/にある「knoppix_v5.1.1CD_20070104-20070122+IPAFont_AC20070123.iso」をCD-ROMで準備しておく。
  • 新しいハードディスクを買ってきてPCにくっつける。
  • BIOSの起動順をいじってCD/DVDドライブから起動するようにしておく。
  • Knoppixを起動する。(念のため、noswapで起動する)
  • Knoppixで死んだハードディスクがマウント出来ているかどうか見てみる。
  • ちなみにうちの場合はマウント出来ていたのでそのまま問題なしとする。
  • ターミナルを開いて、

su -

コマンドを実行してrootになる。

  • そのまま

dd_rescue /deb/コピー元デバイス名 /deb/コピー先デバイス

を実行して、終わるまで待つ。

  • dd_rescueが終わったのでとりあえずコピー先のHDDをWindowsで見てみる・・・。
  • なにやらでかいHDDの途中にいきなりフォーマット形式不明のパーティションが出来てた。

(これはdd_rescue実行時にコピー先HDDのどこから書き込みを開始するかのオプションを指定していなかったため。)

  • 当然Windowsから中に何が入っているか見えない(つまりマウント出来ないのでドライブとして認識されない)。
  • もう一度Knoppixでコピー先のHDDを覗いてみる・・・うん、ちゃんと(エロ)データがある。
  • そこで、空いているFATフォーマットのHDDにknoppix上でデータをコピーする。
  • コピー先のHDDでCHKDSKを実行。
  • 完了!

さーて!

ボクのえっちなデータは帰ってくるのかな!? 来ないのかな!?
なんだか画面上にどれだけのデータがコピーできたのかがチカチカと表示されてますが、終わるのは一体いつになるんでしょうかね!? 150GB位あるんですけど、もうパンツ脱いで待ってた方がいいかな!? どうかな!? どう思う!?

今回の勉強!

dd_rescueコマンドについて。

dd_rescueコマンドはHDDのイメージそのままをコピーするので、コピー元、コピー先のファイルフォーマットとかを気にしないで良いということ。逆に言えば、ddコマンドを打ち間違って、コピー先に間違ったHDDを指定したりしたら、そのままえらいことになる
ま、これは元のddコマンド自体がそんな代物だったみたいなので、引き続き注意という事になるんでしょうな。

KnoppixからMacへのデータコピーは出来たけど。

Knoppixから取り出したいデータファイルが見えたので、ネットワーク上に存在していたMacBookにSambaでのファイル共有を利用してファイルをコピーしようとしたのだけど、失敗。
あんまり真面目に追いかけてないので分からないけれども、多分ログオンユーザーが関係しているんじゃ無かろうか? ちなみにFTPを利用したらユーザー&パスワードを聞いてくるダイアログがKnoppix上に出てきて、問題無くファイルの転送が出来ましたとさ。

KnoppixからDebian(エロ画像ファイルサーバー)へのデータコピーは?

うーん、突っ込んではいないけれど、ちょっとやった範囲では失敗した。これも単純に共有ディレクトリがDebian側に無かったことが原因じゃなかろうか。・・・うーん、確かsmb.confに

[homes]
comment = Home Directories
browseable = yes
writable = yes
create mask = 0700
directory mask = 0700
valid users = %S

って書いてあるのが原因なような気がする。ここの「valid users = %S」ね。
というかKnoppixからDebianのSambaに接続するとき、%Sってことは・・・現在のサービス名??? まあ多分「接続しようとしているユーザー名」なんじゃないかと思う訳ですが、そーするとKnoppixから接続するときはKnoppixのログオンユーザーであるユーザー「Knoppix」で接続しようとするんじゃないかと思う訳ですが・・・。
うん、書いていてよく分からなくなってきた。
ん? 新しく適当な共有を作ればいいのかな? 例えば・・・。

[Share]
comment = temp share directory
path = /home/knoppix
browseable = yes
writable = yes
create mask = 0700
directory mask = 0700

こんな感じで?
・・・つーか、難しいよ、Samba。超入り口でこのザマですからな〜。

最近のKnoppixNTFSフォーマットに書き込みできるらしい・・・。

まだ試してないけど、情報によると5.1.1では既に対応済み、みたい。
産総研がKNOPPIX 5.0 日本語版を公開,NTFS書き込みやEUC/UTF-8切り替えが可能に
KNOPPIX 5.1.1 で、NTFSパーティションに書き込みする
dd_rescueでバックアップ
どんどん便利になるね〜。