ねこのおと―リレーノベル・ラブバージョン

いやあ、無理だった・・・富士見のシリーズを結構読み漁ってる読者には結構いけるのかもしれないけど、最近富士見を読んでなかった私にはかなり苦痛な読書体験だった・・・シリーズ物の主要キャラが出てくるリレー小説なんだけど、その出演作品を読んでないといきなりついて行けない。最初の新井輝が書いた辺りまでは読めたけど(ROOM.NO 1301シリーズ読んでるから)、その次いきなりまぶらほ(だったかな?)のキャラクターが出てきたのでかなりもう駄目。ついて行けないというかキャラクターを知っている事が前提の話作りなんで、知らない人には情報が足り無さすぎる感じ。というか話が進むに従って混乱に拍車がかかり、作者自らが作品内に討って出てる段階で普通の話じゃないんで・・・。あとがきだって場合によっちゃ禁じ手でしょ、それ。
ただし! 富士見のシリーズを沢山読んでいて、各作者の作風やら登場キャラクターを知っている人なら楽しめるのかもね。私の場合は中の関係シリーズを2つしか読んでいなかった(1301とDクラ)ので、これ一冊で本としては「全く」評価出来なかったな。ですので評価は「付くだけでも嬉しい」星1つ
チューボーですよ!なら無星の展開だねこれ。あくまで富士見の楽屋ネタ、内輪ネタ、濃いファンに対してのファンサービスってことで。よくこんな企画通ったなあ・・・。つーか、この本に金取るのかよ? 取っていいのか? 謎は深まるばかりだ・・・。