ゼロの使い魔(4) 誓約の水精霊

ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊 (MF文庫J)
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊 (MF文庫J)ヤマグチ ノボル

メディアファクトリー 2005-03
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おすすめ平均 star
starルイズとシエスタ可愛すぎる・・・
starこれでこそ下僕
star今回のルイズは好きw(笑)

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表紙はアンリエッタですけどね。いえ、アンリエッタ好きですけどね。
口絵のルイズの可愛らしさは異常。なんだこのツボを直撃するイラストは! 萌え殺す気か? といった感じで始まるゼロの使い魔4巻、一体この話はどこまで行くんでしょうか。

ストーリーの主題的には表紙にある通りアンリエッタの話です。3巻でもそうでしたが、アンリエッタにはこの4巻も苦しい展開が続きます。ちょっとあんまりだと思わなくもないですが、仕方が無いかも知れません。これからの展開にどうしても必要だったのが4巻の展開でしょう。可愛そうだけど、もう少しの我慢です。
反面、ルイズ才人はもうアレです。ダメです、ダメダメです。正直ルイズがもの凄い事になっています。具体的に言うと「惚れ薬による一時的全開デレデレルイズ」出現です。これはベタだ。ベタベタな展開だ。しかしこれは効く、凄い効く。本当にもう殺す気かと。連邦のモビルスーツは化け物かと。そんな4巻です。ちょっと引用。

「だめ。やめないもん。サイトはわたしのものだもん。だから、こうやって他の女の子に取られないように、わたしのものだっていうしるしをいっぱいつけとくんだもん」

あえて平仮名を多用したこの台詞ですが、それがまたいいわ。イイんだわ。細かい所はぜひ本編で。

これだけではありません。シエスタの本格攻勢もいよいよもって始まります。やっぱりこれも猛烈にベタです。才人もそういってます。しかしだからこそ脳天直撃で撃沈です。ちょっとこっちも引用。

二人用のマフラーなんて、なんてベタなメイドなんだ。シエスタはなんていけないベタメイドなんだ日本だったら死刑だぞこのやろう、こ、ここ、このやろう、と頭の中でわけのわからない思考がぐるぐる回る。

確かに死刑。
それだけではない。さらに才人の英知というかエッチが炸裂する。
シエスタによる異世界初のセーラー服膝上15センチ! もうだめだこれはだめだ! 自爆的で略奪的なやらしい妄想を全力で展開しながらも期待に胸を膨らませた挙げ句の果てにパンツはいてないシエスタ最高だ! なんだこれは! なんだなんだ! なんてアレなシチュエーションだ! シエスタ即結婚してくれ!
実はツンデレより一人で妄想に耽る様なエッチな女の子が大好きな私です(ダメ人間)。これ読んだ時思った。本気で思った。ヤマグチノボルは天才だ!と。

やっぱりメインストーリーの感想が全く書かれていない内容になりましたが、別にいいです。そういう本です。メインストーリーは物悲しい展開になりますので、そのあたりはご容赦頂きたい4巻です。もうちょっとで5、しかし微妙に星4つといった感じの4巻でした。

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