イチゴ色禁区(1) 夏の鳥居のむこうがわ
イチゴ色禁区 1.夏の鳥居のむこうがわ (角川スニーカー文庫)
- 作者: 神崎リン,文倉十
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: 文庫
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一番最初に書いた感想がこの本の2巻だったなあ・・・。まあ去年の12月の事ですけど。
ストーリー
主人公の正樹と亜美の最初の活躍を描いた話ですね。1巻から正樹の許嫁・こまも出ています。ま、ストーリーは迷子の幼い姿をした女神様を中心にした話なのですが。
読み返しても気になるな、スネデレ
その分類の必然性が分からんというか、どこら辺がスネデレなのか分からんというか、分かるけど分かりたくないというか・・・いや、1巻からヒロインの亜美ちゃんは可愛いんですけどね。
ちなみにヒロイン幼女の亜美ちゃんの愛読書は生き別れの兄と妹が再び出会って愛し合うようになる話とか、「ブラコンパニック(義理の兄モノ)」、「血縁の絆(兄妹として育てられた二人が許嫁に)」とか・・・。完全に近親相姦ネタ一直線です。誰を狙っているのか一目瞭然ですが、はてさて、最近の男はこういう場合どうしたら良いんでしょうというか、どうするでしょうか? 逃げの一手? それはないか・・・。
主人公はロリじゃないらしい
常日頃からエロい事を考えまくっている主人公ですけど(これでこの本の好き嫌いが分かれそう)、ロリコンではないようです。何しろ亜美を自分の膝の上に座らせて
「さあ、もう逃げられない」
とか言っている割には全くエロい展開にはなりません。アホか!? ちなみにイラスト付き。この時の亜美は可愛いですよ。
総評
まあ星3つでしたね。ちゃんと読めましたよ。
主人公視点の語り口と、主人公の性格が受け入れられれば楽しめるんではないでしょうかね。
イラストは文倉十なので、安心のクオリティです。