刀語 第三話 千刀・鎩

刀語 第三話 千刀・ツルギ

刀語 第三話 千刀・ツルギ

ちょーっと今イチだったかな?

ストーリー

取りあえず二本の刀を首尾よく手に入れる事に成功した奇策師・とがめと、鑢七花(やすりしちか)の二人は、伝説の刀鍛冶四季崎記紀の手による三本目の刀、千刀・鎩を手に入れるべく、出雲の国へと向かったのだった。
毎回毎回あまり役に立たないとがめだったが、やはり今回も方針を変えるつもりはなく、最初は交渉でなんとか刀を手に入れようとするのだが・・・。千刀・鎩の持ち主である敦賀迷彩(つるがめいさい)は、二人と会ってもいきなり切り掛かってくるような人物ではなかったが、かわりに無理難題を押し付けられてしまったのだった。
とりあえず出雲の千段階段をとがめが「お姫様だっこ」状態で七花に連れられて始まる「ちぇりおー!」な物語の第三弾スタート。

あー徐々にとがめキタね

お姫様だっこでの登場ですよ
しかも背中に背負われるのが恥ずかしいからという理由でお姫様だっこですか・・・さすがは奇策師となのるだけの事はありますね! そんな理由でお姫様だっこを正当化したとは・・・!
まあそれはそれとして、段々とがめのキャラが確立されてきた感じはありますね。こう、基本的に信念ははっきりしているけど「刀収集には役立たず」みたいな。まあ、今後も是非ともそういう美味しいキャラでいて欲しいものです。

ついでに七花キタね

自分で自分の事を「一本の刀だ」と言って憚らない七花ですが、段々と「刀らしさ」を全開にして行きます。まあ。キャラが立ってないと言われてしまう彼ですが、時々ドキッとするほど恐ろしい。主人公の持つ「刀」としての本領発揮と言いましょうか。
今後のとがめとの関わりややり取りがとても楽しみになってきました。
彼は今の所一人で全く「歪まず、折れず、減らず、曲がらず、欠けず」完全なる刀として機能しています。今後のシリアスな展開において、とがめが七花をどう振るって行くのか、興味津々です。

真庭忍軍始まったな

もうなんか今後の展開を読めたというべきなのか、それともこれはでっかい伏線なのか分かりませんけど(西尾維新だし)、今回も真庭忍軍はやってくれますね。美味しいキャラです。

総じて

星3つかな。
すこし4つに届かなかった感じ。いや面白かったんだけどね・・・。とがめの活躍シーンが少なかったのがそのまま直接響いた感じ。星は3つと減じてしまいましたけど、個人的にはラストまで追っかける事が確定しているシリーズでもありますね。
今後のとがめと七花の付き合いが今回の件を挟んで(大した出来事じゃないのかもしれないけど)変わって行くのか行かないのか、七花は変わって行くのか行かないのか、刀のままなのか、あるいは・・・? といった所にも興味が湧いてきましたね。