アマゾン川流域に棲む危険な生物

ヤツメクモノスウニ

特徴と生態

アマゾン川河口付近に生息する非常に危険なウニ。外見はガンガゼに似ており非常に長い棘を持つ事でも有名。この長い棘は外見のイメージに反する様に折れやすく、刺された生物の体内に残留しやすい。
また非常に強い毒を持つのだが、この毒は強力な部分麻酔薬として作用することで知られている。針が刺さった動物の体内に「折れた針」を残しやすくするためである。

この生物の危険性

まさにこの「他の生物の体内に残留しやすくなっている針」の一点においてであり、他の生き物の体内に折れ残った針は、12時間程で単独の生命体として活動を開始し、独自生成した微小な口吻で周囲の細胞を食い散らかし凄まじい勢いで成長する。
24時間程経過すると丁度黒いラインを一本入れたナメクジの様な形態と化して、宿主の外皮を食い破りその顔を外に出して宿主を巣としたまま外部の海洋生物の捕食を開始する。この段階で幼生体はエサを求めて動き回り、宿主は激しい激痛に襲われる事となるが、ナメクジ状の幼生体は尾の部分にかぎ爪状の器官を成長させており、容易に抜き取ったりする事が出来ない状態となっている。また、この幼生体は魚類、は虫類、ほ乳類などあらゆる生物に寄生する事でも知られる。

有名な症例

1980年代に現地の生物を調査していた日本の大学の研究室の学生が、足の裏に刺さったヤツメクモノスウニの針を放置した結果幼生体が一斉にふ化し、学生が激痛によるショック状態から昏睡状態に陥ったケースが有名である。その際は同行した現地スタッフによって急遽治療が行われ、多少強引ではあるが無理矢理幼生体を足の裏の患部から引きずり出すという治療を行う事となった。術後の患者の足の裏は、丁度蓮の実(通称:蓮コラ)のような、強烈に生理的嫌悪感を催す状態に陥ったという。

というような

夢をフルカラーで見たんですけど
誰か精神鑑定(夢判断)をお願いします。激痛で悲鳴をあげて今朝の眠りから覚めました(上記の記録では私が学生役)。いやホント。「夢オチかよっ!?」とか突っ込みを入れられると困りますけど、メチャ痛い夢だった・・・。