ライトノベルの各作品と「実写化」の相性を勝手に考えてみる

この展開は当然というか

昨日のエントリが魂に火をつけたというか、当然想像してしまうというか、そんな感じなんでやってみようかなあというまとめ企画。百人やれば百通りの答えが出そうですがまあいいや。個人的なシロモノって事で一つ。当然管理人が読んで親しんでいる作品が中心になるのでその辺りもご容赦下さい。
作品を網羅している訳でもないので、その辺も適当にご覧ください。

死んでも止めてもらいたいか、無理
作品タイトル 管理人の悲痛なコメント
GOSICK ヴィクトリカたんの可愛らしさは誰がやったって再現不可能だ!実写化しようとするヤツ、出演者など関係者の全てに呪いあれ!
ゼロの使い魔 やっぱりルイズのツンデレっぷりは実在の人間では再現不可能だと思う訳ですよ。できてたまるかってーの!
ミミズクと夜の王 ミミズクの配役が難しい・・・?いや、もっと難しいのは夜の王の方だ!さっぱり思い浮かばないぞ!
とらドラ! 大河と竜児の配役が不可能だと思われます!みのりんは意外と捜せばいるかもしれないけど!・・・インコちゃんも無理だと思います!今の日本映画界では絶対竜児はジャニーズの誰かになりそうなので、そんなのは絶対阻止せねばなりませんし!
円環少女 鴉木メイゼルを誰がやるかって事以上に、あの魔法世界を映像化する事は不可能だと思います!相似体系とか宣名体系とか神音体系とか・・・。どうやって絵にするねん!
アリフレロ 理由の説明が必要無い程に無理。
狼と香辛料 ホロをやれる人がいません!いてたまるか!それに映像作品としては内容が地味すぎるので、映像化出来ないような気がする・・・。
とある魔術の禁書目録 映像化までは予算さえかければ何とかなりそうな気もしたけど、超能力やら魔術やらの入り交じった状況を実写で説得力を持たせて表現するのはかなり苦しいような気がする!
吸血鬼ハンターD ”D”をやれる人がいません・・・。秋せつらの出てくるシリーズも同じ理由で不可。
撲殺天使ドクロちゃん 配役とかの以前の問題として、原作に忠実に映像化すると、コメディのはずが18禁のスプラッタホラーになってしまうというどうにもならない作品です。笑えない。
戯言シリーズ 「ぼく」こと「いーちゃん」を初め、奇天烈な登場人物を実写で再現する事は不可能でしょうね。1巻の段階でもう無理だ・・・。
化物語 ひたすら続く文章だからこそ成立する言葉の応酬。これは映像でやろうとしても無理だし!それを外して映像化したらそれはもう「化物語」じゃないし!
やれなくは無さそうだけどB級決定か?
作品タイトル 管理人の微妙なコメント
9S 1巻あたりならハリウッドでマトリックス並みの大予算を突っ込んで、シナリオを全面的に見直して、配役に注意すれば実現するのは出来なくも無いか? まあ、峰島由宇と坂上闘真をどうするかとか、禍神の血とかの設定をどうするかって問題がありますけどね。監督はジョン・ウーか!? 鳩は出さないでね?
刀語 キャスティングの問題と、シナリオをどうするかって問題がありますが、きっちり予算と時間をかけてくれればまあ何とかなりそうな気もする? 24みたく連続TVドラマでどうかなあ・・・。監督はタランティーノ? ヤッチマイナー!
悪魔のミカタ 大前提の「シナリオをどうするか?」って問題がありますけど、1巻くらいの話の展開なら何とかなるのかも知れません・・・ヤだけど。「知恵の実」にどれだけのリアリティを持たせられるかがポイントですかね。なんかホラーっぽくなりそう。
麗しのシャーロットに捧ぐ 映画しか無いかな。映像化は不可能ではないと思いますけど、予算のかけ所を間違って全力でB級のサイアクな映画になりそうな気がする・・・映画版の弟切草みたいに。
鋼殻のレギオス ハリウッドでの映画かな。大量の予算をぶっこんでCG全開で映像化すれば出来ない事も無いかもしれない・・・でもレイフォンは重要な人物なので配役は難しそうだし、ニーナやフェリを誰にするかも問題だな! やっぱりB級かなあ・・・。監督はリドリー・スコットでお願いします。
鬼切り夜鳥子 日本で作ったらへんな妖怪っぽい何かが出まくるB級確定でしょうねえ・・・なんだかダメっぷりが目に浮かぶよ。2巻なんて多分「それなんて『妖怪大戦争』?」って感じに。ああ・・・だめだ。日本で作った瞬間に終わりだ・・・。
涼宮ハルヒの憂鬱 アニメ化にある意味で見事な成功を収めているんで、実写映像化そのものは不可能ではないと思いますけど、製作が決定した段階でB級とかC級とかではなく「黒歴史」が確定するでしょう・・・。そらもう、確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るくらい確実じゃッ!

何となくですけど「実写化」というより、「原案」レベルになってしまうような気がするなあ・・・。

上手くやれば良い作品になる可能性も?
作品タイトル 管理人の意外に前向きなコメント
扉の外 以前の感想でも書きましたけど、映画「CUBE」を思い出したりしましたんで、低予算でもいけそうなところがおすすめ? 人間の演技さえまともにできる俳優を連れてくればなかなか良いかも。監督はスタンリー・キューブリックでお願いします。死んでるけど・・・。でもなければ黒沢清。主演はジャック・ニコルソン・・・ってそれはただの「シャイニング」ですな。
荒野の恋 情景描写や登場人物の心情描写を映像でどうやって表現するかって問題もありそうですが、まあ題材的に不可能ではなさそうか。監督は小津安二郎でどうでしょう? 死んでるか・・・。
鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 衛藤キズナは意外に堅実な演技が出来る役者なら行けるような気もしないでもないですが・・・。あ、あと登場人物の一人は着ぐるみでいいっていうのも楽かもしれない・・・。監督は周防正行あたりでどうでしょうか。
描きかけのラブレター 主演二人の配役をちゃんと演技力で選んでくれれば不可能な事はやらかしていないので意外と生けるかも知れない・・・けどヒロインは可愛い娘以外は絶対却下だな。監督は・・・山田洋次

相性は良さそうと言いつつも、相当気をつけないとろくなモンにならないのは確定。荒野の恋なんて・・・山野内荒野を誰にするかで激論を交わした結果「誰にも出来るか!」って結果が出ても驚かないですね〜。

なんとなく見ていきますと

やっぱり萌え要素の強い作品と実写映像は相性が悪いですね。あと文章独特の表現を追求している作品でしょうか。アリフレロやドクロちゃんはその典型でしょうし、吸血鬼ハンターDもそうでしょう。リストに入れてませんけど”文学少女”シリーズも同じだと思います。
リストの方はまた思いついたら更新していく方向でお願いします〜。

一応ね

あくまで「相性はどんなもんでっしゃろ?」というネタなので、「実写化して欲しい」とかでは決してないです。というか、無理だ!日本では特に無理だあ!!実写鉄腕アトム的な悪夢再び、って感じになるのが目に見えてますな・・・。