撲殺天使ドクロちゃん(5)
撲殺天使ドクロちゃん〈5〉 (電撃文庫) | |
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しかし一体この本について読む時/書く時はどうしたら言いのか微妙に困りますね。
パンツは脱いでおくべきか、それともはいておくべきか、あるいはバナナはおやつに入らないのか、エロビデオを借りて家に帰るまでは油断しちゃダメだとか、AカップとBカップの間には遠く冷たい雨が降るとか、生乾きのタオルがいや〜な匂いを発してしまった時、ボクは途方に暮れてこう問いかけるのです「うわあっ、キミ臭いなあ〜(匂いフェチ)」。
つまりそう言った事ですね。ここを読んでいるアナタなら分かってくれたと思う。
ストーリー
- ドクロちゃんは未来から来た自称天使ですが、体は間違いなくオトナです。
- ドクロちゃんの撲殺バット「エスカリボルグ」は草壁桜くんを撲殺して再生するまでが標準機能です。
- 撲殺行為とドクロちゃん的愛には密接な繋がりがある可能性もありますが、その辺りは各自脳内で補完。
- 主人公の草壁桜少年は唾棄すべき変態野郎であり、そろそろ不可逆的な境地に到達しつつあります。
- 主人公の草壁桜少年は怪電波の受信機を内蔵していますが、その機能についての理解は周囲にはありません。
- 別の天使、サバトちゃんは常に極貧ですがが、サバトちゃんに萌えずして何が萌えなのかと。
- ザクロちゃん(9歳)はドクロちゃんの妹ですが、天然の爆発物なので危険です。
- 多分天使のピンクモヒカンのザンスみたいな野郎がいるから、日本は良くならないんだと思います。
- 静希ちゃんといい、南さんといい、何かみんな間違ってるよ。
撲殺バット「エスカリボルグ」をフルスイング、「どこに逃げても当たるんだこのバットは〜」という北欧神話的な機能があるとか無いとか、とにかく草壁桜少年は撲殺され、彼の死体を元に大地が生まれ天が生まれる天地創造的ライトノベルとか思って読んでも誰も困らないこの一冊。さあ、買うんだ・・・!
本編の導入
——指先に絡みついた白い泡がなめらかなカラダを伝い、シャワーの湯に乗ってバスルームのタイルを流れていきます。薄桃色に火照った胸にそっとあてるスポンジ。そこから再び生まれる、クリームのようにきめ細かいシャボンのくすぐったさに思わず「くすくす」。肩が小刻みに震えます。吐きだされた息はリズムを生んで、鼻歌は浴室の持つ独特の音響効果でリバーブ、シャワーの音と混ざりゆき……
「はぁぁ〜〜っ♥」
すっかりカラダを洗い終え、ちゃぷんと湯船につま先を沈めていく僕は草壁桜です。さすが十四歳、ごらんの通り肌はまだぴちぴちなのですね。ええと、触っても……いいよ?
とにかく死ね。
今回の
総合
星は5つ。
「さ、読み終わったよ。未来に向かってジャップ!ジャンプ!・・・あッ、片方日本人じゃないか! しかも罵倒語!」
「仕方がないよ、実家は200年続いたお米農家なんだから」
「え・・・この間の話だと由緒正しい鹿鳴館的華族だってコトだったはずじゃ・・・?」
「あッ、そ、それはちょっと父方の話であって。母方は農家なんだよ秋田小町。ユービリーブミー?」
「バカっ、嘘つき! じゃあきっと『大人用おむつをいつもちゃんとしてるよ』ってアナタの話だってきっと兄弟の話か何かで、実はいつだって指サックだけなんだわ! 私騙されてる!」
「違うんだよマイハニー! ゴム手袋が僕の青春だったから・・・! 待って、待ってくれたまえ! 感バック!」
本当に意味が分からないなあ・・・そして、6巻はどんな話かなあ・・・。