幼女って凄いよね
以前休みに
実家に帰ったときの事ですが、姪っ子が来ておりまして、まあ私も可愛がっている訳ですよ。良く懐かれてますしね。で、最近何となく背伸びをしたい年頃なのか、色々家族のお手伝いとかを頑張ってやるようになってきた訳です。
かく言う私も
家事を結構手伝う働き者でありまして、料理の手伝いやら、洗い物やらは結構やります。丁度そこに姪がとてとてとやって来た訳でして。
流しには身長の関係で十分に手が届かないので洗い物は出来ませんが、洗った食器を拭いてしまうのを手伝いだした訳ですね。そうやって都合6人分の食器を洗っては姪に渡していた訳です。
もうね、危なっかしい手つきで一生懸命お皿を拭いている所が可愛いのは当たり前ですがね。一通り終わった後の事ですよ。
「よしよし、全部終わったな〜。手伝ってくれて偉いぞ〜」
「偉かった?」
「そうだねえ、偉かったな」
「偉い?」
とここで私に向かって微妙に頭を傾ける姪。彼女の望みは分かりますが、私はなにもしません。
「うーんそうだな・・・10段階評価なら、5位は偉かったな」
「えー、5!? 10偉くないのー!?」
「まあほら、ご飯作ってはいないからなあ。ご飯まで作ってたら10偉いだけどなあ・・・」
もったいぶるのがポイントです。
「う、でも、でも」
「やっぱり、5偉いだなあ・・・もうちょっとなんだけどなあ」
「でも、5でも5だけ偉いんでしょ?」
「まあねえ」
「じゃあ……」
と、ここでもう一回頭をこちらに傾ける姪。まだです。まだ焦らしポイントです。
「でも5だなあ、5だからなあ」
「う……」
「もう少しかもなあ」
「……撫で?」
「どうしよっかな〜」
頭を撫でて褒められるのが大好きな姪です。まあそれを見るのが楽しいのですが・・・。
「やっぱりお預けかな〜」
「……」
「もうちょっとだったけど、後少しが足りなかったな〜」
「……ズルい」
「まあまだチャンスはあるから、」
「……撫でてくれてもよかろうもん……」
姪、ちょっと涙目で必死の訴え。
よかろうもん・・・よかろうもん・・・よかろうもん? 舌足らずな口でそんな事言うか!? どこで覚えたそんな言葉!? ブハッ!
私がほぼ即死級のダメージを負った事は皆さんよくお分かりかと思いますが、もうこのやろう、なんてナチュラルに凶悪な発言をしやがるんだ、兄貴の娘の、むしゅめのくせにっ!? く、お、こここののやろおおおう・・・。
結果、私は姪の頭を撫でくり回す事になりました。
・・・本当に小さな女の子の可愛らしさって凄いですね。皆さんもくれぐれも幼女の即死魔法に気をつけて下さい。
追記:こんなんありました
ネタなべ:俺の姪の口調がウザい
これは素晴らしい!