この辺りまでライトノベル

どこまでがライトノベルなのか?

定まらない「ライトノベルの定義」(平和の温故知新@はてな

んで何が言いたいかというと「『ライトノベル』という言葉は広まったけど、定義はまだまだ固まっていないことを忘れないようにしよう」ということ。

平和さんの所でもこの辺りが強調されている通り、こういう定義論ってなかなか結論が出ないタイプの議論だと思うんですが、とりあえず「私にとってここら辺まではライトノベル」というのを挙げておこうかな? と思った次第であります。別にだからどうだって訳ではないんですけど、

「そういう認識をしている野郎もいるんだな〜」

位で受け止めてくれたら嬉しいです。まあ一つのデータとしてって事ですね。
実際のところ、下で挙げたような作品の感想をこのブログで書くか? って聞かれたら多分書かないです。なんで? って・・・そらやっぱ、今更っていうのもありますけど、正直めんどい

SF編

たったひとつの冴えたやりかた

SF会の巨匠・ジェイムズ・ティプトリーJrの傑作です。
この本は表題作他2編を含んだ中編集ですが、どの作品も読み応えがバッチリです。作者の人は男性作家と勘違いされていたという実績を持つ人で、固くて渋い作品を書きますね。
もう死んでますが、死に際が凄く、旦那と示し合わせてショットガン自殺。なんか片方が動けなくなったらそうしようって決めてたらしいです。どんな益荒男だ

表題作がそんな感じなんです・・・。

敵は海賊海賊版

敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178)

敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178)

神林長平による人気シリーズですね。メタを扱っていたり、AIに対しての高度な考察があったり、あるいは人間の認識というものを突き詰めてみたりと色々趣向を凝らして楽しませてくれます。

多分黒猫型宇宙人のアプロの存在がムチャクチャだからかも・・・。可愛くて怖い・・・。

  • ちなみに

平和さんの所でネタに挙っていた「銀河英雄伝説」は私の認識だと間違いなくラノベに入ります。

ファンタジー

ベルガリアード物語

予言の守護者 - ベルガリアード物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

予言の守護者 - ベルガリアード物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

(全5巻ですが、2巻の表紙に出てくるヒロインのセ・ネドラが最高に可愛いのでつい・・・)

マロリオン物語

西方の大君主―マロリオン物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

西方の大君主―マロリオン物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

砂漠の狂王―マロリオン物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

砂漠の狂王―マロリオン物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

(こちらも全5巻。バランスとってこっちも2巻まで。2巻の表紙はリセルかな?)
最近表紙イラストが変わって再出版された有名作家による冒険譚です。
シリーズ名が途中で変わりますが、同一主人公による物語ですね。大いなる目的のために世界中を駆け回って、仲間が集まって、出会いと別れがあって・・・と簡単には語り尽くせない程の魅力を詰め込んだ作品です。外伝も出てますね。

あまりに強烈に細かい描写のため、このシリーズを読んだ後一時的に「日本のファンタジー作品は書き込みが足りねー!」とか思う様になってしまいました(マジでロードス島戦記とか読めなくなりますよ)。
ついでに言えば「終わりのクロニクル」よりも確実に長い物語ですので、面白いですが多分学生の人じゃないと厳しいかも・・・。

うーん、なんででしょうね。きっと魔法が出てくるからかな〜? 大事なのは「意思と言葉」。

ミステリー編

京極堂シリーズ

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

改めて言う必要が無い程有名な作品ですね。
特に2巻である「魍魎の匣」は名作じゃないかなあ・・・なんて思ってますけど、どうなんでしょうね? 特にこの作家のファンという訳ではないのでなんとも言えませんが。とにかく、「みつしり」な作品ですな。

うーん、やっぱりはっきりしませんが、京極堂が変だからかも知れません。事件の突拍子も無さとか。
以前の著者近影で作者が「指の出るタイプの皮手袋を付けてキメていた」から・・・ではない・・・と思う。多分。

ホラー編

IT

IT〈1〉 (文春文庫)

IT〈1〉 (文春文庫)

IT〈2〉 (文春文庫)

IT〈2〉 (文春文庫)

IT〈3〉 (文春文庫)

IT〈3〉 (文春文庫)

IT〈4〉 (文春文庫)

IT〈4〉 (文春文庫)

個人的にスティーブン・キングの最高傑作ではないかと思っているシリーズです。
電撃の有名作品の「悪魔のミカタ」は多分このシリーズがなければ生まれていないと思いますね。うーん、ノスタルジック・・・。この本を読むと少年少女の持つ純粋さの素晴らしさがひしひしと伝わってきますね・・・と言う訳で決め台詞です。

「ハイヨー、シルヴァー、それいけええええええ!

ヒロインのベ、ベヴァリーが、可愛いから・・・!?(理由になってない)

如何だったでしょうか?

何の参考にもなりませんので一応書いたって事で。

「オイオイ、こんなところまでラノベにしちゃうのかよ・・・」

って本が混じってるんじゃないかと思いますが、まあ一つのイメージって事でお願いします。これを機会にラノベ読みの人達の「ここまでがラノベ」って話を沢山聞けたら嬉しいですねえ・・・。

追記

トラックバックを頂いている「今日もだらだら、読書日記。」さんの当ブログでのライトノベル定義はこんなかんじ。というエントリが手間のかかった図付きのシロモノなので必見です。なんでかってーっと、当方では頭の片隅にも思い浮かばなかった「ボーイズラブ」という分野と美少女文庫まで図に入っているからです。ああ、なんてパトス。なんてカオス。

追追記

ウパ日記さんがイカす定義方法を書いていますね(ブックマーク数が凄い事に)。ウパ日記さんのこの考え方で行くと、私の選んだ作品群は一体何LP(ライトノベルポイント)になるんだろうか? なんか一般的には相当低そうな気もするな・・・。
私はライトノベルと感じるLPポイントの閾値が人より低めって事になるんでしょうね、きっと。