「反論」と「NO」は駆け足で、「異論」や「YES」は歩いてやってくる

今まで

このブログを運営してきて感じた事ですが。
何かを表現したあとにやってくる「反論」と「NO」は非常に早いです。それこそダッシュでやってきます。
それと比べて「異論」や「YES」は歩いてやってきます。本人が忘れた頃にやってくる小さな「異論」や「YES」があったりしますし、メールとかのオフレコで地味〜にやって来るものもあったりします。

僕は

今のところ自分のためにその時の気持ちを記録しておくことが大事だと思っています。でも「自分の気持ち」は僕だけのもので、そこに普遍的な真実とか万人に共通するリアリティなんてものは欠片もない訳です。
で、そんなものを外部に公開するからには、その時の自分の気持ちに対する「反論」と「NO」は絶対について回ります。それこそ何を言ったとしても絶対について回ります。
書いた当人に「悪意」とか「誰かをやりこめてやろう!」とかいう気持ちが一切無かったとしても、反発は付いてきます。

実際の所

どこに地雷が潜んでいるかなんて絶対に分かりません。
デスノート書いた作者も海外で「キラ」を名乗る犯人による殺人事件が起きるなんて予想不可能だったでしょう。
つまり、褒めても貶しても、悪気があろうとなかろうと、面白かろうとつまらなかろうと「何か」を出力したからには自分にとって予測不可能な結果が訪れる可能性が常にあるという事です。
しかもそうした場合、ネガティブなもの程素早く、勢い良くやって来るという事です。それこそ津波の如く。
そんな時きっと、

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           ∧∧
           /⌒ヽ)   逝ってくる・・・・
         三三三
        三三 ザブザブ.... 

とか大抵の人は思うに違いありません。
普通の面の皮の厚さならそんな風に思うのではないでしょうか。かくいう僕もそんな風に思います。

「えー! テメエそんなタマかよっ!?」

ってツッコミが聞こえてきそうですが、いや、やっぱり一応人間だからして、心因性のインポとかにもなります。なった事無いけど。まあ冗談はともかく*1

でも

とにかく、少し待ってみるといいのです。
ゆっくりと、静かにやってくる「異論」や「YES」がきっとあります。
怒り悲しみ妬み嫉みといった自分の中の負の感情を一度全部棚にあげて、その上でゆっくりと、自分が起こしてしまった波紋の動きを追いかけてみるのがいいのじゃないだろうかと最近は思います。
Webの動きは速い。でも人の心はそんな簡単には動かない。そんな違いが横たわっている時に自分の心の動きを「Web速度」に合わせることは決して良い事だと思いません。
ゆっくり時間をかけて・・・落ち着いて・・・そうして改めて辺りを見回せば、きっと自分にとって優しい事実がどこかにあります。それが見つかったなら、改めてそちらに向かって進めばいいんじゃないかな。今はそんな風に思いますね。

*1:こういう事つい書いちゃうから本気かネタか分かんねえって言われるんだよなあ!