バカとテストと召喚獣（６）
| バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫) | |
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明久受け
などとSEOを意識した見出しにしつつ、リハビリをかねて感想を書き始めた訳ですが、えー、楽しみにしているシリーズにも、遂にアレがやって来ました・・・という感じだったりします。
マンネリ感、という悪魔が。
いや、作品全体としては変わらぬクオリティを維持していると思うんですよ？ ・・・でも読んでいる最中、私ほとんど笑えなかったんです。いや笑いというのが精神状態の影響を多分に受けることを知っているので、その辺りは私に責任があるような気がしないでもないんですが、笑えなかったのは事実なんです。
あ、もちろん世間一般での評判は良いですから、基本的に買って間違いない一冊だとは思ってます。
よく分かりませんが
今回は肝試しをメインに据えつつ話が進んでいくわけですが、ラブの鞘当てあり、秀吉の性的な危機あり、敵との戦いありと盛りだくさんなのですが、でもなんだか・・・慣れちゃったんだよぉ〜！
萌えるか！？ 萌えないか！？ と言えばやっぱり萌えるところは萌えるし、色々と楽しみどころが満載のような気がするんですが、でもやっぱり・・・慣れちゃったんだよぉ〜！
というタマシイの叫びを発せざるを得ないのです。よく分かりませんが私のリビドーを刺激してくれないのです。いやなんだよ貴様、刺激されるところと言えばリビドーしかないのかよ馬鹿！ とか言われそうですが、私、基本的に下半身で生きてますのでしょうがないですね。
残念なのが
一番衝撃的だったのが秀吉の艶姿の一枚でもなんでもなく、もちろんイラスト化されなかった*1姫路さんの召喚獣（サキュバス）でもなく、貧乳ぬりかべでもなく——。
大失敗したFateのセイバー似のあの五輪頭の一枚イラストだったというのが屈辱的です。
そんなことでいいのかバカテス！？ 衝撃の一枚がお色気ではなくグロであっていいのかバカテス！？ もっとなんかこー、モヤモヤとした気持ちにさせてくれないとオジサンはどうして良いのか分からないよ！？
総合
・・・初めての星３つ。
読みやすいことは読みやすいし、立ちに立ちまくったキャラクター達が織りなす学園コメディは相変わらずのテイストですが、なんだかこう新しい波紋を呼び起こしそうな一投が欲しいところです。いや、姫路さんは頑張ってましたけどね。
まあ次の７巻では「何か起こりそうな夏／何か起こりそうな海／何か起こりそうな泊まり」ですから、その辺りで挽回を期待したいところですが、さてどうなるでしょうかねえ・・・。絵的にも楽しいことになりそうなので大いに期待して待ちたいところです。
ちなみに今回の表紙イラストは工藤愛子ちゃんですが・・・ううう、この女の子となんとなく良い雰囲気のムッツリーニがそこはかとなく憎い・・・！ 憎い・・・！
*1:なんででかい絵にしねえんだバカバカバカ！
