先生……わたしって

「えっちなんでしょうか!? だ、だって本の感想を書いているだけなのに、ココが、こんなになっちゃうんです……! 恥ずかしいけど、止まらないんです……」
「だ、ダメだよ木佐くん……! そんなところ、めくって見せたりしたら……! 僕だって男なんだ!」
「でももう先生くらいしか相談できる人がいないんです! 感想を書いていると、ココ……凄くムズムズして、どうしようもなくなっちゃうんです……! えっちな本のな事を考えているうちに、私もえっちになっちゃったんです……! ああ、どうしよう、恥ずかしい……!」
「え、えっちなのは悪いことではないんだよ……そ、それは人が持っている本能なんだから……うん、気にすることはないんだ……だ、だから、とにかく、僕の前でそんな格好をするのは……」
「いやです! 恥ずかしいけど、私、先生には、先生だから、先生にだけは受け入れて欲しいんです……先生、だから……」
「き、木佐くん……!」

木佐くんは実在の人物とは関係ありませんが、作中の先生にはなってみたい私です。